架空昭和史「麵麭祭」

毎年春になると巨大な神輿パンを担いで街を練り歩き、社会の繁栄を祈願する“麵麭祭”が開催されていた。人々からは“春のパン祭り”という名で親しまれ、祭りの最後にはみんなで神輿パンを平らげたという。しかし食品衛生上の問題が指摘され、80年代末期には廃れてしまった。

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