知らず知らずの内に、世界を覆したい、と想う少女がいた…… 海の様に真っ青な少女。目の色も、髪の色も…… そんな少女を迎えるのは、約一億年前の古代。 希望と時に絶望も待ち受けている残酷な世界。 海の統括を任された少女は、懸命にその世界を生きてゆくこととなる。 そんな彼女を待っているのは、一体何者なのだろうか…… それは、間違いなく"普通"とは呼べないであろう事だろう ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄仲間も自分も ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄。
高校生の頃に家庭科の時間で、「家族とは何か。」という授業がありました。 家庭環境が悪かった自分にとっては、先生が黒板に赤や黄のチョークで書く言葉が、全て嘘であるように思えました。 そのとき、先生が間違っているのか。それとも間違っているのは自分か。それに悩まされ、授業中は抗不安薬を飲みながらずっと葛藤していることがありました。そのときに創造したのが、この「赤子」という小説です。 文章は長くて読みにくく構成も不十分で、未熟な点が多々目立ちますが、これから努力して改善していこうと思いますので、良ければ少しだけでも読んでみて下さい。