風穴
亡失の風だけの部屋に 孤立
遠い 思い出せない
声が 遠い
だんだん壊れそうな「寂しい」
かたち崩れた塊さえ
追えずに
残されて 散りばめて 狂う
おなじ物になれたら
すべて
諦めた
あるかないかわからない才能をあると言い切って、一番近くでそれを信じてくれたひとがもういない。時折それで覇気を失って、朝も夜もどうでもよくなってしまう。ふと気づいたらそんな時がふりかかってくる。
風穴が、開いた。風穴が、突き抜けた。
風穴は、初めてだった。
風穴
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作者が所属するユニット、先端KANQ38は、11月18日に無事に初ライヴを終えることができました。
応援して下さり力を与えてくださった皆さんに本当に感謝しています。
ありがとうございました。
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