最強のサイキックと呼ばれ、名を隠しながらサイキックの少年少女を手助けする女性がいた。四人の関係を見た彼女は、彼らに休息を命じる。 「子供らしいことをしなさい」 そう言った彼女は、四人の少年少女に様々な条件を付けた。その一つに、男女二人で一組ずつに分かれて行動せよというものがあった。 星をみるひとの二次創作です。しば×あいねのカップリングものです。 微笑ましいほのぼのを目指しましたが、二人とも頭が回るため妙な方向に議論が進みます。
世界は前文明世界のオーバーテクノロジーの発掘およびその技術を運用することにより 歴史の浅い現文明世界が支えられていた。 そんな世界に生きる少年ウィルは、10年前に行方不明となった父親が残した遺物が ある座標を指していることに気づく。 どこかで燻っていたウィルは決意した。 絶対侵入不可侵領域とされている海域への突入を。 たどり着いたその先は遺物が遺物ではなく現在形で活用されている高度な世界だった。 勝手についてきた妹が何故か嵐の中心となり、父親探しはいつの間にか大きな物語に巻き込まれていく。 その先で蒼き眼を持っていることによって災厄呼ばわりされ、英雄呼ばわりされ、 ウィルの運命への反逆が世界の理と彼女の願いが始まる。 世界が運命が俺たちを否定するなら、俺がそれを否定してやる。 俺たちの覚悟を選択を認めさせる。なかったことになんて許されない
BL掌編7つのまとめ。 ――Er hat himmelblaue Augen und durchbohret mir mit Blicken.
僕らは古い女神の名残だった。 僕らの手のひらの上で、命は本当に容易く壊れたし、生き生きと育まれた。 僕らはいつも一緒だった。 けれどある時、君は僕に、小石を投げつけるみたいに別れを叩きつけた。
学生時代からの恋人である聡と沙耶。結婚によって何かが変わるとは思えないまま交際年月を重ねてしまい、そういった退屈さから逃げるため、聡は浮気を繰り返していた。 同棲を始めてから五年目、夏休みの終わりにペットの文鳥が死んでしまう。それを機に沙耶の心境にも変化が起こり始め、また、聡の勤務先である小学校では「著者不明の書籍への読書感想文」が提出され、校内に不穏な空気が漂い始める。そんな折に、アイドルオタクの同僚が問題を起こしてしまい……。 そんな壮年期にある現代人の心境と、何事かに囚われて生きる人間への救済について書きました。 えっちな描写が多いです。