憧れを抱き続けるとそれが崩れた時にひどく幻滅する。昔はこういう人だったのにと自分もこういう人になりたかったのにと。 でもそれは勝手に憧れを抱かれた人にとってはいい迷惑である。その人もその人なりに変わろうとしているのだ。 憧れを抱いている側がその人を縛ってはいけない。
子供の時の記憶は不思議と曖昧な時がある。不思議な体験を本当にしていたのに、大きくなると常識が邪魔をしてその記憶は夢だったと変換されてしまっているかもしれない。その不思議な体験はいい体験もあれば悪い体験もあるだろう。 もし忘れてしまってもその時に受けた影響は忘れない。サキ編第四話。
流れ時、最初のお話に戻りますがサキ編から読んでもおそらくわかると思います。タイム・サン・ガールズと一部かぶりますがタイム・サン・ガールズの裏を書きました。太陽は人を導き照らすもの。太陽神は人を導き照らす神。その太陽神が厄を体にため込んでいた。 サキ編最終話。TOKI物語シリーズはまだ続きます。
TOKIシリーズ三部目です。主人公はサキからライに変わりました。今回は全五話の長編にしました。前作のように一つ一つ区切れていません。 今回は弐の世界のお話です。魂と時神、心を中心に描いていく予定です。 人の心は非常に複雑にできている。それはコンピューターのようであり、コンピューターでも制御できないものである。 心によって価値観が変わり、気分によって心が変わる。ゆえに人工知能はいまだに作られない。数式で心を表すことができないからだ。 ライ編一章。
一部である「かわたれ時…」の主な原因だった語括神(かたりくくりのかみ)マイがなぜあの事件を起こしたのかが解明される部分が一部ありますが、ゆめみ時から読んでもわかると思います。二部ゆめみ時の二話目です。二話目を読んで興味を持った方は「かわたれ時」も読んでみてください。 人の感情の移り変わり、不安定さをベースに書きました。神々のお話なのに忍者がいっぱい出てきます笑。
TOKIシリーズ本編、三部の三話目です。 絵括神、ライが生まれた由来や甲賀望月家、更夜との意外な関連性が明らかになります。 小さな世界にとらわれていると大事なものが見えない…そういうお話です。 人の心はエネルギーである。感情がわき出るこの心というエネルギーはいまだによくわからないダークマター。 後悔という感情は取り返しがつかないことが多く、人を縛り付けるものである。それを取り除く方法は…自分自身の心で解決するということ。それしかないようだ。
三部の四話目です。 話は起承転結の結にかかる部分です。 ゆめみ時…も次回で最終話となります。 人の心の中に住む霊とは生きている人間に進むべき道を記し、そちらへ誘うものである。 その霊達の行動は生きている人間の感情というエネルギーから来ているのか……それともすでにエネルギー体となってしまった霊が持つ何かなのか。 それはよくわからない。人は実に不思議な生き物であるのだった。
四部がスタートです! TOKIの話シリーズは壱の世界が現世で陸の世界が鏡の世界でしたが今作は逆になります。 陸の世界が現世で壱の世界が鏡の世界。 TOKIの世界(陸の世界バージョン) 壱…陸と反転している世界 弐…夢幻の世界、霊魂の世界 参…過去 肆…未来 伍…想像が消えた世界? 陸…現世 神々の歴史を管理する神、ナオが改ざんされたらしい神々の歴史の謎を解き明かしていく物語です。
四部めの二話目です。 一部流れ時…と連動している所があります。 神々の歴史を管理する神、ナオが隠蔽されたらしい歴史を暴きに行く話です。 一応、全五話の予定で進めています!