『たかが愛のはなしってことだよ』愛と恋と性を主題に恋愛・官能小説を書いています。
愛や恋の形が噛み合わない人間たちのすれ違いを書くのが好きです。愛知県在住。95年生まれ。作品をリンクの『作品紹介ページ』(自サイト内)にまとめています。ジャンルごとやあらすじつきで作品を探したい方はそちらをご参照ください。
「わたくしと、まぐわいたい、と?」 少年の瞳に恐れは無かった
私は椅子に座っていた。マサシさんは慈しむように私の頬に触れようとして、悲しく手を下げた。
俺は家族を失い、ツクも母を失った ねえ、ツクにも愛は分かるのだろうか
私は誰のことをも愛せずに死んでゆく この黒い河に流されて
――旦那さんに見られて嬉しい? おねえちゃん。
胸当ての奥には少女の秘密が隠れてる きっと私は彼女のことを憎からず思っている
プールの底には今もまだ俺の死体が腐敗を続けてる。 あってはならない過ちと向き合う日
彼女って呼ばれたい 三人称じゃなくて、大切な人という意味で
ストリップショーで観た白い性器は果たして正しかったのだろうか
夫の葬式は静かに雨が降っていた 五十年仕えたメイドと彼を見送る