平成三年生まれ。
左京区・北白川に在住。
お土産屋のアルバイトをしながら、執筆に勤しむ。
尊敬する小説家は、吉田篤弘さん、中村航さん。
おひるごはんを食べるだけの作品。 毎日食べる、おひるごはん。何を食べるか、とっても悩むもの。 今日のおひるごはんに悩んだら、読んでください。
ある朝、ベランダに一羽の鳩が迷い込んでいた。 毎朝のように、洗濯物にフンを落としていくのは、 この鳥なのかと思ったけれどどうやら違うらしい。 鳩の脚に括られた通信筒――伝書鳩の証。 迷子になっていたことを飼い主に知らせるため、 わたしは一通の手紙を鳩の脚に括りつけた。 わたしと彼の不思議な文通がスタートする。