いい作品を書きたい、巧くなりたい。
筆名・カフカ・F
1955年、沖縄県に生まれる。
1970年、三島由紀夫割腹自殺、三島に興味を持ち、彼の小説読み始め、文学に興味を持つ。
1980年、ハワイ大マノア校退学
統合失調症発症・三島由紀夫が現れ、腹を切れと命じられたが、刀がありませんと、カミソリで手首を切るが未遂に終わる。
一年後、帰国
1982~86年。世間体のために働く。症状の他人の罵り、冷笑、囁きに怯える。人生で最もきつく、怖い日々、二十四時間続く怯え。
1987年、どうせ怯えるのならと、好きなことをして死にたいと思い、会社を辞め、本を読み、物を書き始める。怯えで一切の喜びは食い尽くされて、生きている心地
がしない。
200X年、怯えは非常に緩慢に消え、現在は寛解の状態,薬は服用。
何をしても、しなくても、生きている実感で満たされる。
小説を読むのが好きだが、好き嫌いが激しい。
芥川龍之介、泉鏡花、石川淳、太宰治、坂口安吾、三島由紀夫、埴谷雄高’(はにやゆたか)、武田泰淳、大江健三郎の初期から中期まで、笙野頼子。
最近の作家は一度だけ目を通し、面白くないので、それ以後読まない。
第三の新人は安岡章太郎以外を除いては、これだと思う小説家はいない。
村上春樹は純文学の赤川次郎と思っているので、評価は選択外。
ジェイムズ・ジョイスの「フィネガンズ・ウェイク」の全く意味の分からないのが気に入っている。
それとドストエフスキー、カミュ、だがサルトルは好きではない、etc.
美のフォルムとしてMを崇拝し、10人目の殺人を行えば、画家のお望み通り、首を絞めて殺す約束をする。画家はそれを思うだけで、エクスタシーを覚える。 だが10枚の絞殺した女性達のタブローを車に乗せ、M宅へ向かう途中に、事故に遭う。 それから…。
沖縄の若者二人が沖縄を出て、ハワイに渡り、一人は金が無く、ハワイに不法滞在して、働き続け、もう一人は大学に入ると同時に統合失調症となり、帰国する。 それから十数年して、一人は東京で居酒屋で成功し、一人は統合失調症に悩みながら生きている。そのような二人が沖縄で出会う。
サイコサスペンスファンタジーである。 蚯蚓(みみず)が見える神経を病んだ主人公が死ぬために沖縄の八重山行き、そこで神人(かみんちゅ)と出会い、神秘体験を経験し、自分を取り戻すと共に、相手の痛みに共鳴する能力を身につける。 600歳のキジムナーともであい、キジムナーの不思議な世界を知る。 東京に戻り、宗教に邁進するアンゴと彼に付きそう自閉症のような症状の少女サヤカと行動を共にする。その中でサヤカは回復し、アンゴは宗教の目的を知って行く。 そして蚯蚓が見えた根源である幼い時の性的虐待を受けたことを知る。その男が未だに児童ポルノで儲けていることを知り、捕まえる。 アンゴは宗教とは人を助けることであるとして、カンボジア復興のために飛び立つ。