わりと新しいヴァージョンの『まだら牛の祭り』です。星空文庫にひっそりと置いておきます。 ジャンルは、メタフィクション。
歪な精神をもった男、宮田の前に詭弁家の盥屋(たらいや)が現れる。「君は、自分が神だと思っている」盥屋は宮田にそう宣告する。部屋をつつむ不気味な沈黙・・・・・・彼らの真の目的とは? 一方、うだつの上がらない小説家の男は突然、奇妙な恐るべき訪問を受ける。相棒のマネージャー(疲れ気味の青年)とともに、悪魔どもからの逃走を図り、不思議な世界へと消えていく小説家・・・・・・。その秘密とは? そして、暇を持て余していた私立探偵、安木四朗(やすきしろう)はその小説家の行方を追うこととなる。深まる謎、混迷極まる捜査・・・・・・。彼の下した決断とは? 群像劇です。 小難しい議論のある、オフビートでナンセンスな話を書いてみたかったので、書きました。少しばかり思想的と解釈されうる表現がありますので青年向けとしました。※今後の加筆修正もあり得ます。
「蛍」と「蝶」は付き合っていたが、ある日突然別れる。しかしそれからお互いを夢で見るようになる。恋と夢をモチーフにした、純文学小説です。
ある時からひびわれた空──世界の終わりの前兆が見えるようになった少女澪音はたったひとりの、同じものが見える少年、優と出会う。
ジャンク小説とは「ジャンルは問わず」 「先が読めない」「面白い」を基本に、あえて素人感を丸出しで(粗削り)、構成された作品集です。 『サイレント チルドレン』より。 「お父さん、なぜ自分が子供の頃から、貴方の天職である刑事になる事を拒み、軽蔑していたかわかりますか?わからないですよね。月子が幼少期の頃から、実父から性的虐待を受けていた事はわかっていたはずです。警察組織の中でも、情報は浸透していたはずです。でも、警察は動かなかった。あの時、自分がバットで事を起こして、やっと動いた。それも、護身の面子だけを保つためだけに。 お父さん、あえて聞きます。 正義とは何ですか? (ためて) 弱者の心に寄り添う事も出来ない人間が、正義を語るなよ」 『満月 月子』。 「その行為が、早いか遅いかが問題じゃない。 その短い生命線の期間の中で、その行為の思いを心の中に、どれだけ蓄積できる‥‥
吉村和昌は大手の建設機械メーカーの社長だ。 二代目で会社を大きく発展させたが、妻を癌で亡くして娘と二人で暮らしている。 そんな和昌の会社の名古屋支店に美貌の事務員、永井好子が勤めて居た。 清楚で長い黒髪が美しい好子に目が行くと、総務部長の鏑木が気を利かして二人の仲を取り持とうとする。 既に好子には付き合って居る同じ会社の荒木義治が居た。 鏑木は荒木を転勤させて二人の仲を引き裂き、好子を社長の後妻にと画策する。 和昌は気に要った好子と家族に色々と尽くす。 好子も疎遠に成った荒木から社長夫人の座に心が動く。 そんな時、好子は身体の変調に気がつく、荒木との子供が宿っていた。 何とか社長に見つからない様に子供の始末を考える両親。 同じ恨みを持つ数人が集まり、復讐の幕が切って落とされる。