交流祭最終日、ついにプロキオン騎士学校生徒会長のアフェランドラとの試合を迎えるロイド。 他の生徒会長らと比べると目立たず、好戦的でもない彼女はなぜかロイドとの試合を待ち望んでいた。 他の生徒会長を凌駕する彼女の力に、ロイドは持てる力の全てで挑む――
白黒映画専属の露草宵子という名で女優をしている藤倉綺羅はプライベートでバー《月光の舞い》に来ていた。そこで一人の青年、堂海 聖と出会う。堂海も綺羅も互いに一目で惹かれあう。美しいロケ地や美術館で綴られていく彼らの片思いストーリー。
生徒会長同士の試合の後、ラクスとの試合に臨むロイド。 稀有な時間魔法やイクシードとしての能力など、特異な力を数多く持つラクス。 それに対し、ロイドは吸血鬼としての力を発動させる――
学生時代からの恋人である聡と沙耶。結婚によって何かが変わるとは思えないまま交際年月を重ねてしまい、そういった退屈さから逃げるため、聡は浮気を繰り返していた。 同棲を始めてから五年目、夏休みの終わりにペットの文鳥が死んでしまう。それを機に沙耶の心境にも変化が起こり始め、また、聡の勤務先である小学校では「著者不明の書籍への読書感想文」が提出され、校内に不穏な空気が漂い始める。そんな折に、アイドルオタクの同僚が問題を起こしてしまい……。 そんな壮年期にある現代人の心境と、何事かに囚われて生きる人間への救済について書きました。 えっちな描写が多いです。
秋田県由利本荘市を舞台にした児童文学です。 サッカーがメインテーマではなく、百年後に消滅することが決まっている秋田県に住む子供たちの生きざまに主眼を置きました。 主人公のおかれた環境は過酷ではありますが、それでも生きていく姿が書きたかった。 これを書いてる頃、私も大変でした。今も変わらず大変です。
「カナタさん、わたしはわたしの大切な人を守りたいんです」 小さくてちっぽけな、しかし彼にとっては重たい一歩を踏み出したカナタ。 それでも大差ない生活を始めた彼の下に恩師からの連絡が届く。 意味不明なその文面は穏やかな日々に警鐘を鳴らすもので…… 「迷える星の集う空に(前)」(https://slib.net/74590)の続編
帰還した村での一戦で人々と袂を分かつことになったオニワカ。苛烈になる攻撃の中で、彼は世界の真相に近づいていく。 前編はこちら→ slib.net/63682