降りしきる雨の中で、俺はタカノリを思い出す。 俺達は大人になってもずっと一緒だと思っていた。 桜の花が舞い散る帰り道、太陽の光に溢れる静かな海、夜空を描く大輪の華・・・。 今はその思い出すら辛く悲しい。 嘆きの雨が俺の身体を冷やしてゆく。 小さな港町を舞台にした2人の秘密の物語。 ※非エロ小説です。 ※この物語はフィクションです。未成年の飲酒は法律で禁止されています。
俺(一星)は高校時代の担任、高見先生が好きだった。 夢を追いかける先生に憧れ、自分も大切な夢を追いかけていた。 長野の高原で二人の天体観測がはじまる。 先生との数年ぶりの再会は、俺に何をもたらしてくれるのだろう・・・。 ※ゲイ小説です。性描写がほとんどない作品です。
甘ったるいだけの恋愛モノではありません。みんな、ガイ児には気をつけようぜ! 2015年7月作。2014~2015までの8作中、8番目
三年前から、変わらないものがある。それは今の僕の生活と、携帯に残されたたくさんの写真。そしてひかるに対する思い。今でも忘れられない、彼女との最後のやり取り。
Biograph Yuriko Morio While originally involved in creative activities such as painting and making items, she shifted course from painting to writing and started work as an author after suffering from panic disorder in early Spring 2013. Examples of her work include “Depression of the Canalese”, “Inside a water tank”and “When red flowers bloom” etc. Housewife living on Toyosu.(Canalese)
天界の窓際部署にて働くリアの元にある日突然、男性のプロポーズの支援をしろという任務が舞い込む。依頼人は白崎という男だった。天使と人間の奇妙なプロポーズ大作戦が始まる。その中で明かされるリアの過去とは……。
新しい日々を送っていたリコに、ある日、いつかのマリの言葉が甦る。 ”本当に縁がある人とは、例え今は離れたとしても必ずまた巡り会うわ。” 最後のキーワードが揃った時、ふたりの運命は動き出す・・・。 【眠れぬ夜は君のせい】の続編 最終章。
東京郊外にピクニックにやってきた榎本美紀と浅川京子は、突然の大雨に道に迷い、日本のものとは思えぬ洋館に辿り着く。 そこは由緒正しきドラキュラの末裔の住む館だった。しかもこのドラキュラ、血など吸わない寧ろ上げる方だなどとほざく超高血圧のウルトラデブ。 ドラキュラに拐われた美紀を追って、ラーメン大好きエクソシスト、ブレナンとともにもう一度洋館に向かう京子。ヴァン・ヘルシングの子孫まで巻き込んでの大活劇(?)が始まる。