君の名

晴れ渡る空 反射(うつし)出す海
そよ風と共に 君の下(もと)に
濡れた唇 触れる指先
温もりと共に 君の下に

どれくらいだろう 目を閉じたまま
柔らかな時間を 刻んでた

ベランダから 差し込む光
君の町へと 続く道に

空想広げて 指でなぞって
ずっと君を 待っている

ねぇ 教えてよ
君の名を呼ぶたび
忘れてた笑顔が蘇る
出会った頃の二人が 今ここ



テレビをつけると 欲を曝けだし
傷つけあって 涙を流す

こんな世界で 握り締めた手を
離さず 生きていけるかな

嫉妬や妬みを乗せこの星は廻る
人間(ひと)はまた争いを繰り返し
不安や迷いをとっぱらってよ

ベランダの下 僕を呼ぶ声
手を振る君に 駆け寄りながら

高鳴る鼓動 抑えきれない
そして また 繰り返す

ねぇ 教えてよ
君の名を呼ぶたび
忘れてた 笑顔が蘇る
出会った頃の二人が 今ここに 

君の名

君の名は総ての音

君の名

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-10-27

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