「リラの花が咲く頃に」第4話。 かぐらゆういの故郷・札幌市東区を舞台に繰り広げる嫉妬劇。 あなたは嫉妬に狂えますか…?
小説家のよみさんと、酒によって前後不覚に陥ったところを一晩介抱してもらったことをきっかけに知り合った私は、その後何度も彼女の家に通う。そして、私の心はよみさんに甘く不可解な感情を抱くようになる。
幸せをモチーフに色とりどりの生き方がありました。ただ、何か結果を残せば、その結果には責任が発生します。失敗の結果ゆえに苦しむ人や成功の結果ゆえに喜ぶ人生は、人それぞれです。いったい私たちは何を思って生きているのだろう?そんな、質素で簡潔な思いを筆に込めました。
それぞれの交流戦が始まり、自分の力を確かめる面々。 多くの強者が挑戦者として更なる強者に挑む中、エリルに挑んできたのはロイドの友達のキキョウで――
文乃、はるか、美古都、美帆。4人の少女たちが語るそれぞれの恋の物語。雨音がささやく中で、見つめあうのは…切なさに胸を締め付けられるのは、きっとあなただけじゃない。
前回の「Timjinの回想録 Ⅰ」の続編。Timjin(ラブラドール・リトリバー)が東京から引っ越し、山形の元書生さんのもとで生活していく様子。元書生さんがフィリピーナから聞いた話もあります。 途中までですが、勘弁してください。
俺は、鈴広一平! 家は東京浅草でガラス風鈴を作る職人家業を営んでいる。 屋号はそのまま「鈴広屋」。かまぼこで有名な店とは全く関係ないぜっ! 江戸時代から続く鈴広屋は、俺のじっちゃん・親父も職人で、俺はその七代目。 ガキの頃、呪いの風鈴ってのをぶっ壊してから、何となく俺の人生はジリ貧状態。 大怪我するわ、痴漢に遭うわ、ホモだと言い振らされるわ……。 人生の要所でやってくる風鈴の不幸! 今では、住み込み職人の熊さんと幸四郎さんに助けられながら、何とかやっているけどよ。 この調子で、立派な七代目になれんのか? オレ、大丈夫か!? ※本作はゲイ小説です
職業、手話漫談家、パントマイマー、脚本家、秋吉ザンパノ青春の記録。 国立大学付属聴覚特別支援学校に通うワタルは、親友で“若冲の再来”と呼ばれるトモヒロの個展でボブ髪が可愛いリンに恋をした。障害が壁になると思いながら話しかけるとリンは優しく言った。 「その赤と黄色の補聴器オシャレね」。 その日から交流が始まった。毎日、言葉の壁がないメールで饒舌に語った。皮肉にも恋した相手は音大付属高校に通っていた。映画研究会に所属しているワタルは、脚本コンクールに二度落ちたことで進路に悩んでいた。そんな時、リンと初めてお茶をする――。