汚れた宝石

！ATTENTION！
この小説は以下のものを含みます

①百合、レズ表現
②特殊性癖（メッシー向け）
③独自設定あり

その日の放課後、エメラルドはルビーの部屋に呼び出されていた。ルビーによると待っているから風呂場に来てほしいとのことだ。

エメラルド「ルビー、いったい何をするつもりだ？　私は別に構わないが……」

ルビーの部屋につき、浴室で制服を脱いでタオルを巻いて風呂場に入った。

エメラルド「ルビー、いったい何の用だ？」

風呂場には思いも寄らない光景が広がっていた。風呂場一面にビニールシートが張られ、その中にいたルビーは白色のペンキの缶を開けてバケツに移していた。

ルビー「あ、エメちゃん早かったね。」

エメラルド「ル、ルビー？これはいったい……？」

ルビー「これね、今日は少し特別なことしようかなって。」

エメラルド「特別なこと？ところでそのペンキは何に使う気だ？何か描くのか？」

ルビー「このペンキね、塗ったりかけたりするんだよ。」

エメラルド「何にだ？キャンパスもないしかといって壁は……」

ルビー「身体にだよ。」

身体にというルビーの発言を聞いてエメラルドは最初理解できなかった。しかしすぐに理解し、ペンキは壁などに使う物と考えていたエメラルドは反対した。

エメラルド「ダメだルビー、ペンキが勿体ない。　ペンキはもっと別なことに使うべきだ。それにこんなに使うなんて……」

ルビー「別にそのまま流すわけじゃないよ。ちゃんと使うよ。　けど、やっぱりイヤかな……」

ルビーの少し落ち込む様子にエメラルドは押され、仕方なく認めることにした。

エメラルド「しょ、しょうがないな……　今回だけだぞ。」

ルビー「ありがと♡」

エメラルドはタオルを取ってルビーと向かい合うようにして座った。ルビーも服を脱いでいて、最初はルビーが白いペンキの入ったバケツに手を入れた。バケツの中から出てきた手は白く肌にぴったり付着していて、エメラルドはどこか別の魅力を感じていた。

エメラルド（な、なんか……普段のルビーの手とは違う色気が……）

ルビーはお構いなしに白いペンキを自身の身体に塗っていった。ルビーの身体はどんどん眩しい白色に染まっていき、頭を残して全身がペンキで染まった。その姿には本人も驚いていた。

ルビー「わぁ……すごい……」

そしてルビーはバケツの縁を掴むと、ペンキの溜まったバケツに頭を入れた。しばらく浸かり、泡が出たところで顔を出した。ルビーの赤い髪も白色に染まり、ルビーは全身が真っ白になった。

ルビー「ぷはっ……♡　思ってたより気持ちいい♡」

エメラルド（何故だ……今のルビーがとても……）

その時、ルビーはエメラルドの唇に近づくと、そのまま接吻をした。舌が口の中に入ってきたが、それとは別で液体も入ってきた。エメラルドは一瞬驚いたがルビーとの接吻は中断せず、唇が離れたときに自分の舌が白くなっているのを見てペンキだと分かった。

エメラルド「はぁっ……　んぁ……」

ルビー「驚かせちゃったかな？　じゃあ今度はエメちゃんの番だね、私が塗ってあげる。」

エメラルド「い、いや、自分でやるから大丈夫だぞ？」

ルビー「そんなこと言わずに、私に任せといて。」

そういうとルビーはエメラルドに乗るような体勢になると、バケツに入っていたペンキをエメラルドにかけ始めた。ある程度かけては塗り、かけては塗りとエメラルドの身体も白色に染まっていった。

エメラルド「ん……ふぅ……」

ルビー「エメちゃん息止めて。」

エメラルド「？　どうしたいきな……」

するとルビーはバケツをエメラルドの頭上で逆さまにし、頭からペンキをかけ始めた。ペンキはエメラルドの角、頭を覆い、身体を伝っていった。
全部のペンキがかかると、エメラルドも頭から全身白色に染まっていた。

エメラルド「……ぱはっ、ん……ぅえ……♡」

口から入ったペンキを吐き出し、全身が白色になった自分を見てエメラルドは驚き、少しの興奮を感じた。

エメラルド「これが私か……？　ぬるぬるしてる……」

ルビー「実はねエメちゃん、あと２色別の色があるんだ。」

そういうとルビーは別の缶を取り出した。その２色は赤と緑だった。ルビーは赤色の缶を開けると、エメラルドの角の部分に塗りだした。ちょうど角が赤色になったようになった。

ルビー「これでお揃いの色だね♡」

エメラルド「お揃いか……　なら、私もこうしないとな。」

エメラルドは緑色のペンキの缶を取ると、それをルビーの頭からかけた。ルビーの髪の部分も緑色に染まり、顔の方もいくらか緑色に染まった。

ルビー「んっ……ぷはっ……♡」

エメラルド「これでもお揃いだな。」

ルビー「ふふっ、エメちゃんったら。　お返し♡」

ルビーも赤色のペンキをエメラルドの頭からかけた。エメラルドの頭や顔も赤色に染まった。

エメラルド「はぁ……はぁ……♡」

ルビー「エメちゃん、そろそろ……」

エメラルド「あぁ、ルビーがよければ……」

その後、２人は身体を絡ませあった。ペンキの感触が２人をより刺激し、残ったペンキもかけ合い、２人の身体は赤、緑、白の３色に染まった。

ルビー「エメちゃん……好き……♡」

エメラルド「私もだ……ルビー……♡」

その後、後片付けを兼ね、身体についたペンキを落とすことになった。しかしこれがなかなか落ちなかった。

ルビー「んー……なかなか取れないなぁ……　エメちゃんは？」

エメラルド「こっちもだな。これは終わった後が色々と骨が折れるな。」

ルビー「けど楽しかったよね？　また今度やろう♡」

エメラルド「あ、あぁ……そうだな……♡」

ペンキの感覚を覚え、再びまみれることが楽しみになった２人だった。

END