同窓生の絢斗の部屋には、満天の星空がある。そう話され、付いていくことにした絢子は、とある覚悟を決めていた。
―― 君が、無事に帰れてよかった ―― 君が、雨に濡れて無くて良かった ―― 君が、もう、一人じゃなくて良かった ―― ……我が、居らずとも
雪積もりを意味する北欧の街スノウウィーは、サンタクロースのみが住んでいた。その中でもとびきり若いサンタクロースのコパンは普通の人間との繋がりを求め出す。サンタクロースのプレゼントの魔法の力は悪魔との契約の産物だ。そんな噂がコパンの心を揺れ動かす。 今年のプレゼント配送の地は極東の島国日本。日本に行けば自らの魔法の力の源泉のヒントがあると長老に言われる。意気揚々と赴いた日本はとても穏やかで、悪魔との関係性は無いように思えた。しかし、悪魔の囁きはいつも気付かない所で行われる。 コパンの信ずる道は、神の道か。それとも破滅への道か。
ビターチョコレート、ペガサス、馬、空と天と宙、などとも名乗っています。 <ことどり図書館><novelist.jp>に掲載した作品などを投稿しています。
ビターチョコレート、ペガサス、馬などとも名乗っています。恋愛、江戸、ファンタジー、メルヘン、童話の作品集。ライトノベル作法研究所、作家でごはん!などで感想を求めたことがある作品やサウンドノベル化作品、1000文字作品などです。
舞台は今より少し昔の奈良県某所。古事記の地としては有名過ぎるこの地に住まう高校二年生の那岐の入水以後から物語は始まる。 理想の様な夢の世界に慣れ親しんだ那岐は、現実との線引きが出来なくなる(本書では胡蝶の夢としております。)が、流れるように進んで行く。 やがて訪れる現実の転換と黄泉国。彼等の行く末は?彼等の犯した罪とは?十余年越しの胡蝶が那岐を導く。
生徒会長同士の試合の後、ラクスとの試合に臨むロイド。 稀有な時間魔法やイクシードとしての能力など、特異な力を数多く持つラクス。 それに対し、ロイドは吸血鬼としての力を発動させる――