即興で書きました。 うつ病と診断されたあやは、怒りの勢いである家の塀をこわしてしまう。幸、家主は親切な夫婦だったため、弁償は免れますが、二人には大きな苦悩が。 心の傷ついた夫婦の、美しさを表現したく書きました。 読んでいただいたら幸です。
お気に入りの喫茶店でケーキを食べる千春。近くの席に千春のケーキをうらやましそうに見つめる男の子がいた。千春はその子のためにケーキを注文するが……。
宮瀬 春樹(みやせ はるき)は、ある日突然「未来から来た」とか言う謎の男、凌亮(りょうすけ)に、恋人の楪 詩織(ゆずりは しおり)が一週間後に事故で亡くなることを告げられる。 凌亮と春樹は協力し、この運命を変えるために立ち向かっていくが..? 詩織を救うため、残り一週間を駆け抜ける。 (毎週土曜日、更新予定!)
おそらく悲しい事があった子供が思わず月を目指す掌編です。童話として書いたつもりですが、久しぶりに読んで見ると一人よがりで自分の意図したことは伝わらないなと思いましたが、敢えて発表します。あまりお勧めはできませんが、よろしければどうぞ。
私は静かな夜の時間が好きなので、夜の時間について書いてみました。でも、基本心身の健康のために夜更かしは禁物。これからは夜更かしはほどほどにして早く寝る努力をします。
子鬼の里で育てられた少女「あいのこ」。彼女は遠い人の社会にほのかな思いを馳せつつ、豊かな自然と、鬼達からのこよない愛に恵まれて成長していく。「あいのこ」は人か、鬼か。彼女の選ぶ道とは。
高校二年のラウザーは、たまたまコンビニでエナジードリンクを買いに言っただけだが急に異世界転移? たどり着いた異世界には、今まで見たことない光景だった。
友人が遺した娘。奴隷の身に落ち、だから私はその子を見つけ、保護をした。 彼女はほとんど何もしゃべらない娘だった。喋ることができないわけではないのは、知っている。
交流祭を終えたロイドだったが、依然としてラッキースケベ状態ゆえの女難に見舞われ、エリルたちの猛攻が始まろうとしていた。 一方、アルハグーエの手によってバラまかれた力によって多くの悪党やテロ集団であるオズマンドが行動を開始して――
「夜明けの霧」と名付けられたカタルーニャ人の美しい建物を護る為に結成された団体「蛇の目」。中東系ラテンカタルーニャ人のジョアンは蛇の入墨を持つ団体の一員である。 彼は七年前亡命していたフィンランドで、日系フィンランド人の美女、美影と出会った。二人で草原での乗馬の日々。ジョアンは静かに美影の前を去っていった。 美影は彼の上腕に彫られた蛇の入墨だけを頼りにフィンランド中を探し回っていた。彼女には彼から教わったカタルーニャ語が残っている。