定年間近の営業マン、なんども出張で訪れた東京の街、それなりに感慨深いものがある。都会の進化は驚くほど速く、街を闊歩する若者の意識の変化が激しいのは当然かも知れない。いつの時代も年寄りは「今の若者は・・」と嘆き、若者は年寄りを毛嫌いする。そのギャップは普遍的なものである。 人間いつかは死ぬ。だが、それを若者に知れと言うのも酷。いつか分かる時が来る。それまでの幸福を祈ってなにが悪い!?そんな思いを描いてみた。
『頑張れ』なんて、簡単に言わないでよ。私は頑張ってる。頑張ってるよ…。※続きは本文へ。@ココミュ(台本)
東京盆(7月盆)の情景です。寺の一角に設けられた『まこも棚(施餓鬼棚)』の、盆入りから盆明けまでの風情です。 もう、季違いですが、おれの希死念慮の発作はこうした寂光土に住したいがため、つまり、成仏したいがためのようです。 「死にたい病」全開作品ですが怖いものではなく、しっとりとした秘めやかなものに仕上がっています。
失ったものをまた拾いなおす話。 二人の恋を中心に、いろいろな思いが絡み、育っていく話。 三部構成のものにしていく予定です。その第一部がこの作品です。 書くのが遅いので長い目で見ていただけると嬉しいです。 タイトルの意味は最後まで読むとわかっていただけるようになっています。