―――――――――――これは、ある世界で繰り広げられた戦争の歴史と、“英雄”たちの奔走を記した物語である。 『世界は地獄を見た』。 町は炎に焼かれ、 美しい大地は枯れ果てて、 愛していた人々は容赦なく斬り捨てられた。 多くのものを失い、あらゆるものを手放し、もう何を失っているのかさえ、分からなかった。 そんな昏迷の時代が、60年も続いていた。 その時代の中で、“時代の光”になろうとした者たちがいる。 あるところでは、このくだらない戦いを終わらせるため。 またあるところでは、対話のテーブルを用意するため。 それぞれの思惑が交錯する中、それもまたあるところでは、小さく生きる者たちがいた。 これは、昏迷の時代に生きた者たちの記録。 どうしようもない世の中を変えたいと願い、誓い、そして立ち向かった者たちの姿である。
選挙戦を終え、残すは生徒会長立候補者の演説となった選挙。 あとは結果を待つだけというロイドたちに対し、デルフはまだまだイベントを残していて――
あらためて自分の部屋を見回すと、本やらなにやらごちゃごちゃしてるのですよね。ぜんぶ捨てたらすっきりするんだろうか、でも捨てられないなという気持ちがもやもやしてまして、それが形になったようです。