あの遠くの大木…
を ぼくはみていて
ざわざわ
ゆらぐその木をみていて
そこに流れる風を
さわやかに感じて
(ぶわっと吹きこんでくる感じ)
たいへんな 距離を感じた

そのとき
あの木は ぼくだった
それだけで
あの木には 生きた意味があるだろう

だから ぼくだって
あの大木のようになろう

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-02-02

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