記憶は確かに過去のもの。 そして、出くわした子供と手を繋ぎ懐かしい校舎の中に。 見るもの全てが記憶を蘇らす。 校舎の中にはあの頃の風景が詰まっている。 そして、父と宿直室の蚊帳に蛍を話した事が・・。 暗闇で灯りが舞い踊り・・。 少女と繋いでいた手は突然大きくなっていった。 その顔を見つけた時・・何とも言えず・・最高の懐かしさが訪れてくれた・・。
その夫婦は都会の暮らしにうんざりしていた。田舎暮らしに憧れて引っ越した先で巻き起こる、「何かが変だ」 心と時間が進むスピードは、いつも同じとは限らない。
縁ある者とは必ずまた逢う理を知れ…………泣いたのは、8月の某日。 晴れたのは、1月のこと。 3月に孵化した思い等も、 9の終末、眠ってしまえ
大変光栄なことに、この作品が「TOPO ON THE RADIO 800文字のショートストーリー 第1回コンテスト」のグランプリを頂きました。ご評価ありがとうございます! https://shirasu.io/t/topo/c/topo/p/20231106 2023.11.6