花の(?)女子高校生、渡良瀬十音はある日鬼と出会う。 が、その鬼は十音以外には見えないわ、どうしようもない変態だわ、とにかく鬼らしくない。 そんな鬼のことを、十音は自分の妄想だと考えたが・・・。
18歳の"僕"が出会ったのは、儚気な18歳の"ドナー"だった―――。 "僕"は、人と同じような感情をもてないでいた。 誰かが死んでも悲しいと思わない、涙も出ない。 そんな"僕"に"ドナー"はたくさんのものをこの世に落としていった。
みなさま、明けまして、おめでとうございます。いやあ、お正月というのは、実によろしいものですな。まず、ほとんどの方々がお休みとなります。ご主人は朝からお屠蘇をいただいて、数の子なんぞをアテにして熱燗をもう一杯。奥さまとお子さまは、テレビのお笑い番組を見ながらコタツでウトウト。うらやましいかぎりですな……