独りで行くなんて
苦しいさ 僕だって
学校へ 行くなんて
知ってるさ 君だって
本当は 嫌なこと
だけれども 人と自分
違ったら 虐められるから
窮屈な 言葉の中で
本当の意味を 理解して
がむしゃらに 歩いていた
頑張ろう 汗をかいて
日陰は 涼しいわけで
時間もさ 早いわけで
分るさ サボりたいのは
だけれども 他人と自分
時折 置いてかれるから
許された 範囲の中で
自分なりに 理解して
ひたすらに 探っていた
気付いたら 空は暮れ
ひぐらしが 背中を押すよ
僕はランドセル 置いたまま
宿題を 放ったらかすよ
夢に独りで 行くなんて
つまらない 出会ったのに
これからも 一緒に行こう
そんなのは 無理なんて
言わないで もうやめて
泣きながら 布団の中で
夢の中へ さようなら
いってきます
独りで行くなんて