未来事件簿「ベルの音」 あらすじ かラーン、コローン。 敬虔なクリスチャンだった年頃の女性には、その「ベルの音」は教会の鐘の音にしか思えなかった。真夜中だった事もあり、本当に神の降臨だと思って彼女は膝をついて十字を切った。だが、何も起こらない。小一時間たってようやく怪しいと思ったのだ。 比較的遠い未来。 殺人事件。 この「ベルの音」を被害者の近隣の住人が聴いている中、聴いていないと証言する者が一人だけ。すぐ隣なのに、という不自然さ。 果たして?
夜には色んな人がいる。訪問者は化け物とは限らず、しかして訪問者は化け物に喰われぬとも限らず。 化け物避けの香は鼻を鈍らせる。それでも香る花は、果たして良い香りだろうか。
駅の事務所に若い男が訪ねて来た。「あのう、遺失物係はこちらでしょうか?」受付でこっそりスマホを見ていた女性職員は、顔を上げて「はい」と言いかけた「は」の形のまま口が開きっぱなしになった。「すみません。驚かれたと思いますが、ぼくも困って......
「告白するなら直接言うのが一番!」という考えですが、直接告白する勇気なんて元から持ち合わせてなかったの忘れてた。