Some of these days,you’ll miss me honey.(Jean-Paul Sartre)
太陽に照らされながらつくウソも月の光に晒されてホントウになります。表現されたものはウソをつけずに、表現者の意図とはまた別にホントウのことを炙り出すわけです。
ひとり歩きをはじめる表現たち。あちらこちらで表現たちの様々な角度が作られてゆきます。対立、緊張、自覚、調停、調和。表現たちは互いの角度を統合して集合的に新しい表現を生み出してゆきます。
表現は誰のものでもありません。境目なんてないのです。無意識の海を漂う個性化された言葉たち。個性化されているにもかかわらずそれは陸上のなにものにも属してはいない。陸上世界とは無関係に自律している。
伝わっていますか? 僕が感じたのは以上のようなことです。(『ネット作家の素顔』より)
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