病気によって記憶を失った青年と不思議な少女の儚くて切ないお話。 「いつか、君とまた向かい合える日がきたら、伝えたい言葉が僕にはある――」
「吸血鬼」そんなものがこの地には400年前から住みついていた。 ある日、そんな吸血鬼であるルリィのもとへ一人の青年が生贄として訪れる。 これが孤独な吸血鬼とわけあり人間、二人の始まりだった。 「私はどうやら今の世に言う『恋』というものしてしまったらしい」
人の役に立ちたいと思うあまり少しズレている神様、菜那城。 菜那城はある日、一人の恋する少女に出会う。 恋結びをすると張り切るが、それは前途多難で――!? 「私にその恋、お手伝いさせてっ!」 心温まる、ひと夏の不思議なストーリー