36歳バツ一の洋介は13歳年下の洋子を思うが離婚がトラウマとなり気持ちを封じ込めていた。美術好きで意気投合し美術展やコンサートを共に楽しみ二人の距離は近づく。その後二人で見に行った枝垂れ桜の下に立つ洋子の美しさにたまりかね、二人は結ばれるが、幸せな時間も短く洋子は病気で他界する、思い出の展覧会の半券が添えられた最後の手紙にオランダへあなたと行きたかったと書かれていて、洋介は洋子の最後の希望を叶えるべく弔いの旅に出る。