慟哭する風は何をふやかすか 緩んだ身いっぱいに雫は溢れて。
ヌメつくす翳は居場所すらなく 光がゆきを沈ませ 天地を転がし続ける。
夢だったらなんて 無責任なおもいでは 癒えることはないことでしょう。
こんな遇われな私にも洛と翳が添いました。
共に折れれば底はどんな獄でも 嬉しゅうて悲しゅうて お手々にぎってね この身繋いで。