「あら?」 図書室の掃除をしていた人物は、本棚の隅に隠すように置かれている 灰色の箱に入った本を見つけた。 「懐かしいわね~・・・まだあったのね。」 微笑みながら、その本を抜き取る。 一番新しいページには、さまざまな字で、一人の少女を応援する言葉が書かれていた。 「青春ねぇ」 最後の行を見ながら、その人物はつぶやいた。
ぶちょーのおかげでいつもみたいに演技が出来るようになった!? ぶちょーの本名も知れちゃう?? ガラス祭まで1週間!!! 裏方シスターズたちとも仲良くなれますように!!!
白花ほのか 高校1年生、所属は演劇部!! 学園祭ガラス祭の劇でシンデレラの演目で主役をすることになったんだ!!・・・けど シンデレラになりきるために私なりに台本をよんで考えてみて行動したらピンチに!! 金髪に赤メッシュじゃだめですかぁ~??
昨日も、今日も、たぶん明日も・・・・。 中1の愛輝は、身体が弱いせいで何もうまくいかない。 そんなある日図書室で出会った本は!? ・・・【きっと、大丈夫。】顔の見えない相手の文字が、優しくそういった。