シンデレラはグレていますか?? 3

シンデレラはグレていますか略してシングレ
(?)
あと学校のテスト終わったんで!!いっぱいかけると思います!!

硝子学園学園祭、ガラス祭まであと2週間。
私、白花ほのか 高校1年生!!なんと、このたび主役をつとめます100人の中から選ばれました(自慢!)!!!演目は、シンデレラ!!!!・・ですが・・


「シンデレラ?:うあーーーかぼちゃが馬車になったぁーすごーーーい」

「待て待て待て待て!!!!ほのか!どうしたのよアナタ!?」
ぶちょーの焦った声。
「どうしてそんなにセリフが棒読みなのよ!??」
・・・。
「もう2週間しかないのよ!?3日後には1回目のリハーサルもやるし・・・」
焦りすぎて、目の焦点がおかしくなってる。
「とにかく!!その気の抜けた演技、なおして頂戴!!」

そういわれても・・・。分かんない・・・私どうやって呼吸・・・ぁ間違えた演技してたんだっけ・・・?
調子を取り戻せず、今日の練習も終了。


一年生は道具の片付けをしなくちゃ・・・。っってあれ!?なんか私しかいないんだけど!!??
そう思ったとき、教室の後ろのドアが開いた。

「あ!裏方シスターズ!!ちょっと!ちゃんと手伝ってよ!」
そこにいたのは、
「演技も十分に出来ひんやつがなにいってるん??」
裏方シスターズのひとり、キツイ関西弁の 西下彩香(さいか さやか)
「そうよ!ちょっとはコッチのせりふ!!あんたのせいで劇がメチャクチャになっちゃうじゃない!!どうしてくれんのよ!?」
裏方シスターズのひとり、高飛車の 森舞音(もり みつk・ぁ間違えた まいん)
「そういえばさぁ、あたしらマクドに・・・いや、用があるから部室掃除1人でやってくれない??終わったら来てもいいよ~(笑)あ、いや違うから!!」
裏方シスターズのひとり、天然orアホの 隆称紗枝(たかしょう さえ)
そして、その他大勢。

裏方シスターズとは!?演劇部の裏方の女子生徒たちのこと。ってそのままだよね~。

「あ、用ってマクド行くこと?マックともいうよね~(笑)」

「・・・ちょっとは反省しなさいよ!あなた以外にも主役をやりたかった人はたくさんいるのよ?!それなのに何!?あんな演技!!!」
「まいんもそのひとりだよ~」
「ちょ!紗枝何言ってるのよ!」
「それに!!!!あんたがやりたがっとるアドリブ・・・あれはただ好き勝手やっていいんとちがう。周りがそれに対応できんかったら、全部台無しになんねん!!」
「そうよ!!勝手なことも気の抜けた演技もいらないわよ!!」
いい終わってぞろぞろとさっていく裏方シスターズ。

そのうち1人が戻ってきて、「掃除やっとけよ!」と吐き捨てて行った。

・・・・・・裏方シスターズが言ってたことは、正しい・・・。
でもだからって普通の二倍ある演劇部の部室をひとりで掃除しろってのは
・・・間違ってるがなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!???

よーしわかったちょー特急で終わらせて駅前のマクドに行ってやるぜ!!!
うおおおおぉぉぉぉおぉぉぉぅぉぉおぉっぉお(←何の漫画?)
  は!!もしやコレってシンデレラが舞踏会に行きたいけど掃除しないといけないときの気持ち!???(←違う!!!)


⇒続く!!

シンデレラはグレていますか?? 3

シンデレラはグレていますか?? 3

は!!もしやコレってシンデレラが舞踏会に行きたいけど掃除しないといけないときの気持ち!???

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-02-24

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