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「夕食は食べたの?」「うん、コンビニ弁当で済ませたよ・・・」「帰ったら何か作ろうか?」「いや、もう遅いしだいじょうぶだよ」
あの海を見たいと思った。 そのことはこの一年いつもわたしのこころにあった。
「このおんなの人たちってどんな人なの?」 「多分、高級娼婦たちじゃないのかな?」
でもさ、きみの過去なんてどうだっていいじゃない、 いま、他の誰かを引きずっていたって、それはそれでいいじゃない・・・。 いまこのときが大切なんだよね。必死にそう思ってた。
別れて帰りのクルマの中で、 もう、逢えないだろうと思った。 何故か、「逢ってくれないだろう」と考えていた。
そこにはここち良い匂いが充ち充ちて、それってやっぱり、美夏の個性であって、「こころ」と「からだ」が爽やかに連係した、美夏の匂いだと思います。
最北の湖、朱鞠内湖。季節外れの静かな自然に囲まれて・・・
美夏はメル友、リアルの世界でも会うようになった。およそ年の差30歳。彼女は少なくともお金の関係ではなかった。