私は産む。自分の母親を。この母親は私でもあり、妹でもある。だけど母親である。異次元の妹は、あっと言う間に大きくなり、私に乳を与え、私を育てる。
恋愛漫画でよくあるハッピーエンドの「その後」にフォーカスを当てて、10年ぶりにキーボードをカタカタ叩いてみました。
突如発生したアタエルカの異変。状況把握の為に動こうとするロイド達の前に謎のおじさんと聖騎士が現れる。 聖騎士が残した意外な言葉にロイドたちは―― そして始まる女教皇の計画。その最終目標とは――
「星の王子さま」は一人きりで寂しいと感じていたけれど、孤独を感じることすら相手があってこそのことではないのかと思い、このお話を書きました。あっという間に終わってしまいます。悪しからず‥‥