以前より書きたかった番外編その2です。 本編終了時より数年後のお話になります。盛大なネタバレですので、お気を付けください。 作品画像は「花かご」と名付けたものです。「かごの花」とはまた別の物となります。
持病の発作を起こした鶴姫を案じて、同盟軍主要メンバーは仕事が手に付きません。やっと熱が下がったと思ったら、今度は妙な敵と出くわします。 盟友たちの求めに応じて、兄・元就は語りだしました。鶴姫の過去のほんの一部、未来の先に起こる、起こす、戦の話を。兄と妹の2人だけで行う、堕落し切った術者の世の、浄化作業を。 小十郎×鶴姫ですが、エロシーンは皆無です。むしろ小十郎以外のメンバー、半兵衛さん、三成さん、政宗さんの無償の愛が目立ってる、かな? まぁ、半兵衛さんなら『対価なら、彼女の笑顔ひとつで充分さっ♪』とか言っちゃうのでしょうけれども・・・。 小十郎さんしっかりっ。奥州で仕事してる場合じゃないかもよっ?!
戦国時代・自治都市堺を束ねる会合衆の一人・今井宗久。 彼のもとで出会った宗久の甥・嵐と出雲大社御師の娘・若雪。 嵐は、何事にも優れた才覚を発揮する少女・若雪に強い対抗心と 敵愾心を抱く――――――。それを察知した若雪は、ある決意をするが。 人と神の 願いを織り込めて 流れる時は見ていた 血も涙も 瞬きの笑顔も
日本中世戦国時代、自治都市・堺に生きる少年・嵐は、 出雲から落ちのびて来た大社御師の娘・若雪と出会う。 写真は、作品イメージとヒロインに合ったものを選んだ自作のものです。 人と神の 願いを織り込めて 流れる時は見ていた 血も涙も 瞬きの笑顔も
まだ若雪が男装していたころのお話です。 茜の、智真に対する恋心を描きました。 タイトルの星、というのは金平糖のことです。 作品画像は、茜とこの話の雰囲気に合わせました。
UKで起こった産業革命、足尾銅山鉱毒事件、核戦争に最後の審判。生命の誕生とヒトの二足歩行開始。バンドサークルに飲み会と文化祭!創造と終りを繰り返している世界、その中でベースを手に取った一人の女の子。不器用なその重低音は僕の世界に一つの定点を残した。
今井兼久が主人公のお話です。 第六章から第七章までのくだりを読まれた方に、お薦めします。 作品画像は「かごの花」と名付けたネックレスです。 中にはビーズで作った花が入っています。 「金の露」に合っていると思い載せてみました。
14年目の夏、友達との帰り道に主人公小波(後に和傘)だけにとても強い風が吹いた。不思議に思い、その風が吹く方向へと身体を任せると、そこは神が祀られている崖だった。 崖に階段があるのを見れるのは小波だけだった。階段を登ると、境界を操る神から自分は水と雨を操る神だと思い知らせる。小波は神になることができるのだろうか。
禊の時を終えて、物語の主軸は再び若雪と嵐に戻ります。彼らと、その周囲の人々がその後どう生きたのか、最後まで見守っていただければと思います。ここまでお読みくださった方には、本当に感謝申し上げます。 「人と神の 願いを織り込めて 流れる時は見ていた 血も涙も 瞬きの笑顔も」
理の姫サイドの掌編です。 神様も、時には嘘を吐くーーーーーーー。 特に根拠は無いのですが、作品に合うような気がして、イエローターコイズを主役に使ったネックレスを載せてみました。水臣はあまり感じが良くない、と書き手ですら思います。 だからと言って、産みの親として可愛くない訳ではありませんが。
本能寺の変・織田信長死すーーーーーー。その事実に衝撃を受けながらも、嵐は若雪の病を癒す手立てを探し、奔走する。 人が人を想う行為には、まますれ違いが起こります。嵐と若雪がそれぞれを想いどんな選択をしようとするのか、見守ってやっていただければ、と思います。 「 はらり花びらと共に 去りし人 みるみると 溢れゆく水 面影の沈む底 」 ※この章には軽いユリ要素があります。
太平洋戦争に突入した日本、南方戦線では苦戦を強いられていた。 その基地のひとつに真野善三は配置され、熾烈な前線での戦いに挑んでいく。
時代は昭和初期。 日本は避けられぬ戦争へ向かっていった。 華族の家に生まれた善三は、そんな時代に翻弄されつつ、愛を知り、それを支えに生きていく。 ※男性同士の恋愛です。苦手な方はご遠慮下さい。 誤字脱字重複表現など見つけ次第修正しております。見つけた際にはご容赦のほど宜しくお願い申し上げます。
連載中です。 敗戦を乗り越え、戦後復興をしていく日本で悩みながらも生きていく真野善三、そんな善三に寄り添い、伴走するようなつもりで執筆していきます。 誤字脱字は都度修正していきますが、見つけられた際にはどうかご容赦下さい。
理の姫サイドのストーリーで、花守を全員揃えてみました。どうも曲者が花守には多い気がします。仲も良いのか悪いのかよくわからないあたり、嵐下七忍とは違うところです。ちなみにこの話は、若雪が病に罹るより前の話です。 写真のイヤリングは、「幕間 神の目」のブレスレットと対になっています。
民俗学者の卵の「僕」は、怪異譚の蒐集のためある村を訪れる。 収穫は、無いはずだった。 冬の終わり、僕が出会ったのは失われた物語の残り香であった。 これは、雪と月と花の物語である。
若雪を労咳に罹るよう仕向けたのは兼久だった――――――。それを知った嵐は、刀を手に兼久の邸に向かう。 第七章も、目まぐるしい章となります。 「 桜よおまえ 咲き誇れよ この目(まなこ)が消えても 残酷なほど健やかな 理(ことわり)のもとに 」 作品画像は、昼の桜と夜桜の両方の要素を取り入れたブレスレットです。
理の姫サイドの掌編、その二です。主に明臣の心情が主眼となっております。 彼と言えば火、ということで作品画像のネックレスも、赤を選んでみました。 あまり赤系統のものは作らない私が珍しく作った過去の作品です。
外伝チックなチカナリ話、ですが、エロっぽい描写は一切出てきません。アニメ未放映の13話がベースで、元親さんと元就さんがバトルしてる・・・。元就さんは昔、体弱くて、長寿祈願の女名前で呼ばれてたんですよ、って話。