オオカミ型ロボットになった少年は、自分を改造した王子と初めて一緒に仕事をする。 仕事の内容は少年の想像と大きく違った。王子の体は分解され、頭を残して全てガラスの水槽に入れられてしまった。 施術を担当する快楽士のモモに聞くと、王子は自身のエナジーを国民に分け与えるため、自分の体を「簡単に分解し、組み立ても出来る」ように改造したという。
超短編。 僕と彼女は池にボートを浮かべてデートをしている。パンをちぎって水面にまくと、カメたちが集まってくる。僕らはボートの上で恋の駆け引きをしている。
彼は小鳥のように笛を奏でる。彼は小鳥のように軽やかに舞う。彼は美しい。僕は彼を愛している。彼は小鳥のように飛び立っていく。
・ツノツキ・ 羊を祖先に持ち、頭に羊のツノを生やした人種。毛色、ツノの形大きさはヒトにより様々。ツノ以外にも爪が生まれつき黒く鋭い、瞳孔が横に細長い、など羊の特徴を多く持つ。瞳と声に「催眠誘導効果」を持ち、彼らに瞳を見詰められ囁かれれば誰だろうと眠りへと落ちてしまう、、とかなんとか。 とあるツノツキ男子4人組は完全会員制添い寝リフレ「迷々」を営んでいる。そんな彼らの緩い日常、こっそりと覗いては見ませんか??
人魚姫の結末はどうして悲劇なんだろう? そんな不満を持っていた女子高校生の桜庭姫香は、魔法使いを名乗る男によって人魚姫の世界へ飛ばされてしまった。 元の世界に帰るには人魚姫を王子様と結婚させて、物語をハッピーエンドに変えること!? なのに配役が隣国のお姫様!?!? 現実世界に帰るため、私は王子様と結婚しませんっ!!!
地平線まで丈の低い草が生い茂る大地に、牛が住んでいました。襲ってくる肉食動物はいましたが、それでも綺麗な水や新鮮な草が生えていたので牛たちはその地を離れるつもりはありませんでした。 ある日、今まで感じたことのない揺れと嫌な風が吹きました。そのあと、お天道様とお月様が七回交代する間、ずっと雨が降りました。牛たちは気にせず、いつも通り草を食べ、水を啜りました。 しばらくして、仲間が一頭、二頭と倒れていきました。どうやら病気になってしまったみたいです。可哀そうに思いながらも、どうしようもできないので、置いていきました。