心象と印象。
午後3時。砂子のような光をちりちり舞わせながら、陽は、かたむいていった。もう冬も近い。
要するに、没句。
わたくしが消え去るまでわたくしから逃れられない永遠を、箱庭と呼ばない以外になんと呼びましょう。 なんて、そんな11月でした。
2019年の自選15句。
2020年だなんて。けっこうな未来に来てしまいましたね。
人間はいろんな理由で孤独だし、いろんな理由でひとりになるんだね。春はまだもうちょっと遠いかも。
自然は華やぎを増していくのに。
春の、逃げ足。
7月はすでに遠く、記憶を呼び戻す。