上峰子
藪椿瞳開けようとする君よまっさらな薬指や春淡し梅の咲く道のさきの嘘となる一本の棘欲したる栄螺かな呼吸するだけの痛みや二月尽
2月自選句
上峰子心象と印象。
人間はいろんな理由で孤独だし、いろんな理由でひとりになるんだね。春はまだもうちょっと遠いかも。
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