【完結済】少女のままでいたかった子、 少年のままでいたかった子、 大人になろうとした子、 誰かを助けようとした子、 誰かを待つ子、 おとぎばなし……。 たくさんの物語をあつめて、時計の針に、しましょうか。 ※画像はルシア様の作品(http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=49466059)からお借りしました。こちらの画像は本来Pixivの小説用素材であり、転載不可です。よろしくお願いいたします。
嘘をつくとばれてしまう魔法をかけられてしまった少女と、その魔法をかけた少年。以来受け続ける彼女からの嫌がらせをその悪戯の罰だと受け入れるだけの鈍感魔法使いと、かまってほしい不器用魔女の明日に愛はあるのか……? 時々シリアス。 (イラスト提供:月森シャト様)
教室でやたら浮いてるネガティブポエミー(そしてツッコミ)DK鈴木君と、存在感の薄いポガティブJK小乃々木さん(ぶっとんでる)がそんなこんなで交換日記を始めました。鈴木君の受難は続く!多分最終的にはハッピーエンド。 誰かの頭が痛くなる適当な詞の集合体プランクトン。気分きままに連載。 素敵な表紙イラストはルシア様(http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=49615405)よりお借りしております。こちらの画像は本来Pixivの小説用素材であり、転載不可です。よろしくお願いいたします。
いつかの時代。オレンジ色の屋根が立ち並ぶどこかの町で、時々屋根には青いインクのしみがつくんだって。町の人たちは「ありゃあ、天使さまが歩きなさったんだ」っていうんだ。屋根の上には天使さまがいて、天使さまが歩くとその足跡が青いしみになって残るんだって。 出稼ぎにその町で働き始めた九歳の少年、東洋人の末裔のリュウリの目は不思議。その不思議な目でリュウリは天使さまを見つけてしまったんだ。刷毛みたいな翼の先っぽから、青いインクをぼたぼた垂らしながら、何の気にも留めずのんびり屋根伝いに歩く天使を。 ――これは、翼から空色のペンキを零し続ける天使の少年と、色覚異常を持つ煙突掃除の少年の、三年間の思い出。
【完結済】 5年前ほどに書いたものに手を加えただけのSS集です。 第一話『小梅メランコリア』(しょっぱい恋のお話) 第二話『金木犀』 第三話『キミは風のように、あなたは太陽のように』(青春もの) 第四話『メロウの翠』(ホラー風味) 第五話『ポメグラネイト』(ファンタジー風味)