女性向けの小説を主に書いています。
ひとのささやかな日常の中にある喜びや哀しみを、表現出来るようになりたいと思っています。
よろしくお願いします。
twitterは主に更新報告用です。ご自由にどうぞ。
バレエダンサーを志す高校生の有希がある日目が醒めると、同じベットの中に居たのは彼女の担任教師だった。彼は言う-有希は、俺の、妻だ。 十年後の世界へ一日だけタイムトリップしてしまった少女と教師の、長いお話。 連載中です。
彼は朝の通勤のバスで毎日、私の隣にかならず座って来る。 そこから始まる、この世界の何処かにでもあるかもしれない恋のおはなし。 完結しています。
折り合いの悪かった母を、自らの提案で乗り合わせたバスの事故で亡くした大学生の朱里は、不思議な夢を見るようになる。緑の森の中にある、白い部屋。深緑の瞳で薄茶の髪の美しい彼は微笑む。その内に現実でも不思議なことが起こってきて…… 彷徨う乙女と、それを救いたいと歩む青年のおはなし。完結しています。
都心の華やかな通りから狭い路地に入ると、そこはまるで時間が止まったようだ。 祖父と2人暮らしの茉利は、物心ついた頃から傍にいるたけちゃんをずっと想っている。でも、たけちゃんが茉利を見てくれる日は、きっと来ない。古びた建物が建ち並ぶ界隈での日常は、ある出来事から大きく動き出す。懐かしくて静かなおはなし。完結しています。
そのメールが届いたのは、四月一日、十七時。パリのエッフェル塔の真下から幾何学模様越しに見える青い空を見上げていた時だった。 天職だと思っていた仕事を辞めた奈々と、美しい庭作りを日々続けている奈々の父の元に、その『嘘』はやって来る。 高校時代の同級生、三谷が出した求人から始まった、嘘つきたちのお話。完結しています。 軽くて重い内容です。お疲れの方はブラウザバックされることをお勧めします。
この世界をひっくり返して、反対側から覗いた世界の一番大きな国、イキオオ国の超絶美男子な国王、シンダビには妃が十五人、おりました。 溺愛される妃、その座を奪い取ろうとする妃、嫉妬し相手を呪う妃。そんな愛憎渦巻く後宮の片隅で、お褥すべりを心から望む四人の妃が、ストレス発散と、どうやったらシンダビ国王が部屋に来ないようになるか(一人を除いて)、を研究するためのお茶会を定期的に開いています。それはそれはクソ真面目に。 そんな四人の妃の、のほほんとした、下品で、馬鹿馬鹿しいお茶会風景の話。 とっても下らなくて、コメディでギャグです。どっかで見たよ、な設定かもしれませんが、ご容赦を。
蜘蛛の巣を広げている年下で上司のしつこい男と、心の中で悪態をついている年上で部下の、なおかつ男にとっては無自覚な小悪魔女の、王手寸前、水際での熱帯夜の攻防戦。