青春ものを中心に執筆しています。お付き合いいただけたら幸いです。
はじめまして、和清と言います。
もちろん、ネット上でのペンネームです。こんな本名の人、居たらビックリです。
えっ? わかってるって?
こりゃ失礼…m(_ _)m
まあ、小説なんてものに手を出し始めて、もう長い事なります。かれこれ10年以上? いや、もっとかな?
今でも文学賞を目指して書いておりますが、これがまあ、針の穴にロープを通すような難しさ…
(それって初めから入らねーじゃねーか)
自分より若い人達がデビューを飾っていくのを疎ましく思いながら、
「見てろよ、いつか俺だって!」
と、折れそうな心を必死に立て直している毎日です。
でもまあ、文学賞以前に、書くことが大好きで止めれないのです。
で、書いたらやっぱり発表したくなるのが人情というもの。
そんなわけで、この星空文庫さんに辿り着きました。
これからどんどん発表していきたいと思っていますので、お付き合いいただけたら幸いです。
もちろん、他の方たちの作品も、どんどん読ませていただき、勉強していきたいと思っています。
まったく人気の出ない路上ミュージシャン。 そんな主人公の歌を始めて聴いてくれたお客は、薄汚れた酔っぱらいのオヤジだった。 始めは邪険にするものの、オヤジの告げる言葉は主人公の歌を変えてゆく。 「もしかしたら、このオヤジは歌の神様?」
倉本雅也は、なんて事の無い、流行り風邪だと思っていた。 しかし、彼の体に巣くっていたのは、今だかつて人類が遭遇したことのない未知のウイルスだった。 突如、降ってわいたような災厄に見舞われた雅也。 絶望の淵に沈む彼に、最後に待ち受けていた運命とは?
とある大手物流センターでのこと。 何の仕事をやらせても駄目な新人アルバイト「橋谷」 それに対していつも怒鳴り散らしている現場主任「安藤」 職場の雰囲気は、どんどん悪くなってゆくばかり…… それを見かねた安藤の部下である「栗原」は、どうにかしようと試行錯誤する。 しかし、事の成り行きは思いも因らない方向へと転がってゆくのだった。
心の葛藤を自分の体を傷付けることで晴らす青年、ナオヤ。 そんな彼を癒してくれる唯一つの場所は、JR板橋駅のホームの端から見える空と地上が混ざり合う風景。 その場所でナオヤは、女子高生のユウキと出会う。 見かけたユウキに声をかけるナオヤ。だが、一目惚れというわけではなかった。 それは、ほんの気まぐれ・・・ しかしその気まぐれは、ユウキの心に深く響く。深い傷を負った心に・・・ お互いに心に傷を持った男女が織り成す青春群像ラブストーリー。
~前編のあらすじ~ 過保護な母親との確執が原因で日常的に自傷行為を繰り返す二十歳の青年ナオヤは、女子高生ユウキと出会う。 何気なく出会った二人であったが、次第に心の距離を縮めてゆく。 だが、ある日、親友のコウジの恋人であるイズミからユウキがウソツキ女で有名な事を聞かされる。 ナオヤはそれをユウキに問い、ユウキも認めるが、彼女もまた様々な事情を抱えていた。 お互いの傷を知った二人は一緒になる事を選ぶのだった。
~中編のあらすじ~ 付き合うことになったナオヤとユウキ。しかし、家に帰りたくない二人は、駆け落ち同然にネットカフェで寝泊りを繰り返す。 そのネットカフェで、遠山カレンという不思議な女性とも出会い、二人はそれなりに楽しく過ごす。 だが、経済的危機は否めなかった。 そこでユウキは、イズミの勧めでキャバクラに勤め始める。経済的には安定するものの、未だ仕事も見つからないナオヤは、自己嫌悪に落ちてゆくのだった。