幕府陸軍、撒兵隊(さっぺいたい)。木更津剣客集団、義勇隊。幕府の劣勢を挽回すべく房総半島に割拠した徳川義軍府。彼等は何を思い、いかに戦ったのか。時勢の風が吹きつける江戸湾岸に、戦いの旗がひるがえる。市川・船橋戦争、五井・姉ヶ崎戦争、横田戦争へと突き進んだ名もなき群像の青春録。 忘れ去られた幕末史を描く歴史巨編、絶賛連載中!
大財閥〈篠沢(しのざわ)グループ〉本社・篠沢商事に勤める25歳の桐島貢(きりしまみつぐ)。 彼は秋のある夜、上司の代理で出席した会社のパーティーで、会長令嬢で高校2年生の篠沢絢乃(しのざわあやの)に一目惚れ。 その三ヶ月後、会長・篠沢源一が末期ガンでこの世を去る。 葬儀の日、父の遺言により会長の後継者となった絢乃を支えるべく、秘書室へ転属する旨を彼女に伝える。 絢乃は無事、会長に就任。会長付秘書として働くことになった貢はある日、会社帰りの愛車の中で絢乃に衝動的にキスをしてしまい――!? 草食系男子の年上秘書×キュートな10代の大企業総帥による、年の差オフィスラブストーリーのヒーローサイド。
本作品は2024年5月19日開催の文学フリマ東京38(開催時間:12-17時、会場:東京流通センター第一展示場・第二展示場)で発行予定の新刊「身勝手な巨人/類い稀なる打ち上げ花火」でもお読みいただけます。 イベント当日以降は冒頭部分のみの掲載となりますので、全文公開期間終了後も引き続き楽しまれたい方は是非、紙の書籍をお手にとっていただければ幸いです。(イベント終了後、残部をオンラインで通販予定です)