ふるさとに背中を向けて歩き出す この足音がぼくの心音
ひたすら書いています。
第11回ブックショートアワード10月期優秀作品
第26回NHK全国短歌大会佳作
第15回角川全国短歌大会東京新聞賞
第13回角川全国短歌大会佳作
第11回角川全国短歌大会東京新聞賞
他、本名でもありますが、秘密です。
あらすじ:かつて別所家は巨大な水運路を有する刈奈羅国を治め、将軍を倒し最も天下に近い大名でしたが、八津代侵攻の際に出海に敗北、その領土を奪われてしまいました。将軍となった出海から刈奈羅を奪還するため、別所来沓は謀反の兵を挙げますが・・・。
あらすじ:今とは違う時間軸の、ここではない日本。山賊・出海浪親は、狩人の蟻螂(喜林義郎)から、その妻・穂乃を奪い去ります。やがて浪親は国をも奪い、穂乃を探し侍となっていた蟻螂も、古実鳴国の主となり、名を喜林義郎と改めます。二人はお互いが因縁の相手と知らぬまま、共通の敵である別所と対抗するため同盟を結び、やがてこれを退け、出海浪親は征夷大将軍となりました。 この世から戦をなくし、かつて穂乃から聞いたおとぎ話を実現しようとする浪親でしたが、穂乃がかつての夫である喜林義郎と不義の密通をしているという讒言が頭から離れません。 そしてそんな浪親に、また新たな戦いの影が忍び寄るのです・・・。
あらすじ:山賊から身を起こした出海浪親は、因縁の相手である喜林義郎と手を結び、別所軍の侵略を返り討ちにします。将軍となり、すべての戦を終わらせると誓った彼は、とうとう上洛し、将軍宣下を受けるのでした。しかし、帰国の途上、自らの軍が滅ぼした村を目の当たりにします・・・。
あらすじ:別所に勝利した出海浪親は、将軍宣下を受けるため、上洛しました。妻への疑いや同盟相手への憎悪はいったん忘れ、勝ち取った勝利に自信を深めた様子ですが・・・。
あらすじ:荒和二年十二月、穂乃は出海浪親に拉致され、夫と引き離されてしまいます。時は流れ、穂乃は浪親の妻となり、浪親は八津代の国主となります。そして、喜林との人質交換で送られた古実鳴で、穂乃は捕虜となった出海の少年兵と出会います。
あらすじ:今ではない時のここではない日本。盗賊の出海浪親は、穂乃という女をさらい、夫の蟻螂(喜林義郎)から引き離しました。浪親は、穂乃との交流により天下人を志すようになり、八津代国を奪い、さらには穂乃に求婚したのでした。一方、蟻螂は穂乃を探す中で侍になり、古実鳴国の主になりました。二人はお互いの素性を知らぬまま、同盟を結び、人質交換として妻を送ったのでした。
あらすじ:ここではない日本の今ではない時代。出海と喜林の同盟成立の証として、喜林から出海に送られた蝶姫。彼女は出海の嫡子を一目見るなり、夫(喜林)の子どもと見抜きます。
夫はとにかく縁起物が好きだ。出かけると、いつもお守りや破魔矢を持ち帰って来る。そしてある日、とうとう本物の神様を連れて帰って来た・・・。