鬼ヶ島というこの世にどこかにあるけど人間は気づくことができない島がある。 そこには鬼が平和に過ごしていた。 しかしその中にとても強力な鬼の女が現れ次々と鬼たちを殺し喰い自分の力を強めていった。 やがてその鬼を倒す者は現れることなく、鬼は女王となった。 女王は独裁的で恐怖ですべてを支配していた。 それを止めさせるべくして一人の鬼が現れ女王に戦いを挑む。 二人の戦いはもはや災害レベルで島が一部欠けてしまうほど。 死闘を繰り返した末、女王は敗れ奪ってきた力を抜かれ封印されてしまった。 それから何年もたち一人の少女が監視役として封印されている女王を確認しに行く。 そこで女王は少女に甘い囁きをして脱出を図る……。
足元覚束無く歩いて辿った道の末路の話 恐怖か、希望か、それとも別の何かか 貴方にとって恋の形とはなんですか?
全3章の短くまとめた短編です。 人間の心に潜む願望や多くの人間がそうである様に 物語の主人公では無い人間の末路を描きたいと思っています。
長い夏休みを前に、初恋の相手に告白をした上原裕也だが、呆気なく振られてしまう。そんな彼の耳に響いていたのは、サックスという楽器の音色だけだった。 吹奏楽を通して変わる、少年の思考と感情。 同時に生まれる、新たな恋の蕾。 吹奏楽‐ブラスバンド‐を中心に、少年少女たちの長い夏が始まる。
未完結。 ここは「魔法」が存在する世界。未だ魔法を知るものは少ないが、国家により秘密裏に作られた魔法学園に通う高等部2年の男女が、二人。 イケメンだけどコミュ障気味の少年ミツキと、ミツキの幼馴染でいつもふわふわな少女ユノ。 そんな二人が様々な人々と協力しながら、「煉獄の使徒」と呼ばれる快楽殺人犯を捕まえようと奮闘するお話。
「私は旋律の裁定者《ベレンティウス》、アリアよ。」 平凡な高校生、水無月 悠は、突如銀髪の少女アリアと出会う。 「最悪の運勢」と言われた悠はアリアの言われるがままに神々の世界と戦いに巻き込まれていく・・・。
今よりやや未来、夏祭り、友人ととった記念写真に写っていたのは、2年前に死んだはずの幼なじみだった...。カメラの操作ミスにより、2年前が写ったその写真は、残された僕らに、僕らの知らなかった彼女を発見させる。彼女は、みんなと見上げた最後の花火の晩、僕らに何を『シェア』したかったのか。そして、何を思っていたのか。過去を見つめ未来を想うSF(すこしふしぎな)小話。