三部の四話目です。 話は起承転結の結にかかる部分です。 ゆめみ時…も次回で最終話となります。 人の心の中に住む霊とは生きている人間に進むべき道を記し、そちらへ誘うものである。 その霊達の行動は生きている人間の感情というエネルギーから来ているのか……それともすでにエネルギー体となってしまった霊が持つ何かなのか。 それはよくわからない。人は実に不思議な生き物であるのだった。
初投稿です。前回(2015.8.30)のコミティアにて書かせていただいたものです。 この小説は、自分の人生観のようなものを少し表してみたく書いたものです。日々生きていく中で、ふとこの日常がとても虚しく感じる瞬間というのが誰にでもあると私は考えます。その時、死というものを見直すことで生がより濃くなっていくような気がします。この話は後ろ向きな最後ですが、メッセージとしては前向きなものが込められていると理解していただければ幸いです。 ちょっと何を言っているのか自分でも分からなくなってきました(笑)何かアドバイス等ありましたら何卒よろしくお願いします。 akaHOLIC氏の表紙:http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=52280673
TOKIシリーズ本編、三部の三話目です。 絵括神、ライが生まれた由来や甲賀望月家、更夜との意外な関連性が明らかになります。 小さな世界にとらわれていると大事なものが見えない…そういうお話です。 人の心はエネルギーである。感情がわき出るこの心というエネルギーはいまだによくわからないダークマター。 後悔という感情は取り返しがつかないことが多く、人を縛り付けるものである。それを取り除く方法は…自分自身の心で解決するということ。それしかないようだ。
一部である「かわたれ時…」の主な原因だった語括神(かたりくくりのかみ)マイがなぜあの事件を起こしたのかが解明される部分が一部ありますが、ゆめみ時から読んでもわかると思います。二部ゆめみ時の二話目です。二話目を読んで興味を持った方は「かわたれ時」も読んでみてください。 人の感情の移り変わり、不安定さをベースに書きました。神々のお話なのに忍者がいっぱい出てきます笑。
短編です。 TOKIシリーズですがまったく関係ありません。稲荷神のイナと家を守る神、ヤモリが人々の記憶を思い出させるお話。 祈るのは人間だけである。その祈りもただお願いするだけではない場合もある。 時の流れに身を任せる神達のとくに他愛もない話。
星占い・ホロスコープから印象的な日を選び、イメージが喚起される日を短編で小説化します。基本的に一日完結ですが、連作です。暗喩に満ちたマニアックな今日の占いとしてもお楽しみいただけます。
TOKIシリーズ三部目です。主人公はサキからライに変わりました。今回は全五話の長編にしました。前作のように一つ一つ区切れていません。 今回は弐の世界のお話です。魂と時神、心を中心に描いていく予定です。 人の心は非常に複雑にできている。それはコンピューターのようであり、コンピューターでも制御できないものである。 心によって価値観が変わり、気分によって心が変わる。ゆえに人工知能はいまだに作られない。数式で心を表すことができないからだ。 ライ編一章。
チャプターごとに様々な表現方法をする、メディアスイッチ作品GaKyuh第5話なります。 前後のチャプター、GaKyuhについての詳細は下記webからどうぞ。 http://gakyuh.black/
流れ時、最初のお話に戻りますがサキ編から読んでもおそらくわかると思います。タイム・サン・ガールズと一部かぶりますがタイム・サン・ガールズの裏を書きました。太陽は人を導き照らすもの。太陽神は人を導き照らす神。その太陽神が厄を体にため込んでいた。 サキ編最終話。TOKI物語シリーズはまだ続きます。
子供の時の記憶は不思議と曖昧な時がある。不思議な体験を本当にしていたのに、大きくなると常識が邪魔をしてその記憶は夢だったと変換されてしまっているかもしれない。その不思議な体験はいい体験もあれば悪い体験もあるだろう。 もし忘れてしまってもその時に受けた影響は忘れない。サキ編第四話。
2031年初秋~ 主人公:笛吹貞光(うすいさだみつ)は、妻:真美(まみ)娘:美優(みう)ペット:シックス(犬種:シベリアンハスキー)と、ともに中国との戦争により独立した元、日本の東北、北海道国で、ごく普通の家庭を築いていた。 しかし、幸せだったはずの暮らしに突如訪れた震度6の地震によって、家族は、離れ離れになってしまう…
PCや高度な端末にインストールされ 使用者の生活を補佐する 人工知能 aide(エード)/パーソナルネーム 〈藍色〉と マスターであり人の心を色彩として感じる共感覚者〈鈴森 晶〉 二つの〈個〉が絡まりあう、緩やかで物悲しい物語
SF短編集『セレン』より。 遥か未来。星の外へ向かうことを夢みる少年と、がらくたを集める少女。 ふたりは無事に『ろけっと』を修理して、星の外へと飛び立つことができるのでしょうか。