意図せずして他人の心の声が聞こえてしまう能力を持つ翔子は、山道のドライブ中に車のトラブルで立ち往生してしまう。偶然通りかかった若い男の親切な誘いに、翔子は男の車に同乗するが、同じ頃、数年前に精神科に収容された連続殺人犯が脱走したとの報道が発表され……。 殺人を繰り返す本当の理由は何なのか? ミステリー・サスペンス短編【完結】
長めの休暇を取り、俺は以前から行きたかった温泉地へツーリングに出た。しかしその街は徐々に、俺を混乱させていった。
男の身勝手な欲望に弄ばれた、人間の女のこころをもつヒューマノイドと一途で軽薄な男のままならぬ恋を描く。 不思議なプラチナハートをめぐる愛と欲望の陰謀事件のなりゆきは? 幻想ミステリーロマン・不条理ラブストーリー
病室で目を覚ました私は、医者とおぼしき男から「お嬢様は殺された」と説明を受ける。右手首には身に覚えがない「4」という数字。 なぜ私は生きているのか? そして、私は誰に殺されたのか? 不可解な幕開けから始まる、エンドレス・ミステリー短編
怪奇探偵屋。 そこは怪奇現象しか取り扱わない探偵だった。 春休みに、井奥翠悟(いおく・すいご)は家族を代表し、そこへある依頼を頼みに出かける。 翠悟や、巫女服姿の少女、妖怪の女性らが織りなす、ミステリアスなファンタジーのサスペンス!
死ぬ意味とは? 生きる価値とは? 自殺しようとする少女が命に危機に陥った時、彼は現れる。否定も肯定もしない彼の言葉に、少女の心はどんな決断を下すのか。
誰かが言った「もうテレビはつまらない」と。そして彼らは攻める。面白いバラエティ番組をつくるため。そして壊れる境界線。やがてはいろんなものを巻き込んでいく。どうなる!?TVショーよ!! ※著者はテレビ業界のことは無知なので想像で書かれてる部分も発生しますがご了承ください。
大学生活を謳歌する須藤健二(すどうけんじ)。ある日、健二が通っていた椚(くぬぎ)中学の同級生、石崎拓海(いしざきたくみ)が何者かに殺された事を知る。そしてそれを皮切りに次々に殺されていく同級生達。 彼らの死に健二は、かつてイジメを受けていた久崎信也(くざきしんや)が関わっているのではないかと疑念を抱くが、彼は既に死んだと思われた人物だった。凄惨な事件の先に健二を待つものとは。
男に取り入って生活費を稼ぐ美佳はここの所連戦連敗だった。仕方なくバイトしていた美佳は、そこで声を掛けてきた男に恋に落ちてしまった。 (性的な表現が含まれています。苦手な方はご遠慮ください。)
誘拐騒ぎを経て、美沙の環境は激変した。そして一年。なんとか落ち着いた生活を送り始めた美沙の周辺で、不気味な事が起こり始めた。
美奈子が電話に出ると、娘を預かったとの男の声が。学園祭中の学校へ慌てて電話を入れ、美沙は登校しているという担任の先生の返事を聞いた美奈子は、ほっと息を吐いた。しかし学校に美沙の姿は見当たらなかった。
高校二年生の男子、ケータ。彼に人生初の彼女ができる。 クリスマスイブの夜。デートの待ち合わせの際に彼女が不慮の事故で死んでしまう。 現実を受け入れられない彼の目の前に、幸か不幸か「神様」と自称する者があらわれ、彼に彼女を生き返らせると言った。 彼はどのような選択をするのか…
突然の交通事故。運ばれた病院のベットで目覚めると、目の前には妻がいた。・・・そう、それは間違いなく、自分が今日まで連れ添ってきた愛する妻だった。そして、自宅に帰ると、そこには自分が築いてきた家族が、子供たちが、両親が待っていた。 ・・・そう、僕は間違いなく覚えている。皆は、自分の家族だ。皆の顔も、声も、景色も、そして記念日も・・・。だが、僕には、そこにあるはずの思い出が、何もなかった。・・・何も思い出せなかったのだ。 ・・・だが、その奇妙な記憶喪失の影には、思わぬ現実が隠されていた。
付き合っていた彼女に振られ、やけ酒を飲んでいた、そんな時、突然俺の前に女が現れた。だが、それは、もはや顔も忘れていた中学時代のクラスメイトだった。・・・そして、それを機会に付き合い始めたスミレには、実は隠された驚くべき能力があった。 その女との運命的な出会いが、彼の未来を180度変えた。そう、彼女の予言が、その男の負け犬人生をひっっ繰り返した!・・・のだが、