「元は理想郷の完璧だった世界『シュディアー』 夢も希望も無くしたこの世界では『龍』という巨大災害生物が人口調整をしていた。 だが国同士の争いはなく、『亜人種族』という人間より上位の存在に管理されていたのだ。 スレイプーン王国の王が『勇者召喚』を行なったことで,バランスが崩れてしまう。 勇者鎧を身に纏った七人の勇者は龍を倒してしまい、人を脅かす大きな存在が居なくなってしまった。 ここからスレイプーン王にとって思いもよらない事態が発生する。 勇者達が使命を果たしたのに、元の世界に帰れないのだ。 世界最強の武力を持った勇者達は恐れられ、欲しがられ、それから数年後である。 帰れない勇者達によるスレイプーン王国制圧が始まった……」 これは復讐劇なのかもしれない。 誰の? 誰への?
あらすじ: 部屋に追い詰められた男は、カメラに向かって語る。事態の経緯を。しかし、それは……。 備考: Twitterで開催している「300字ss」に参加した際に書いた作品です。 お題は【色】。 超! のつく短編です。 ちょっと気持ち悪いお話。 さくっと読めますので宜しければどうぞ。 超備考: 新作書いたらTwitterで告知してます。宜しければ。 http://twitter.com/drawingwriting
ダーン、という激しい音とともに木製のドアが蹴破られ、ごついS&Wのマグナム拳銃を持ったオオカミが室内に押し入って来た。薄汚れたデニムのズボンに、元は白かったであろうTシャツを着ている。灰色の毛に覆われた顔面に、二つの目だけがギラギラと光って......
2作目の推理小説です。但し1作目の2次創作品になっていますが、こちら方が少し深いかもしれません。人間の奥底を啜るような味のある作品にと考えてみました。 お湯を注ぎ、このミステリーを読み終えた頃には「少し硬めのカップうどん」が出来上がっていることだろうと思います。 多分世の中には似たり寄ったりの作品があろうかと思いますが、自身のオリジナル作品として投稿しております。
死して力を得る。それが私たち、花の娘たちのチカラ。 死ねば花は枯れ落ち、やがて実を結び異形を成す。 花たちは力を得るために花粉をその身に受け入れ、死ぬための準備をしている。 そのことが、私はとてもじゃないけれど許せなかった。
フィンランドからやってきた「僕」は、研究所で働く「西野さん」と、交換日記をはじめた。「僕」を日本へ連れてきたのは「西野さん」だった。日本に来て感じたこと、そして「西野さん」やまわりの人への思いを、「僕」は黙々と言葉にしていく。この小説は5月24日に投稿しましたが、内容を大幅に変えて投稿しなおしています。短い小説ですので、さらりと読んでいただけると思います。ちょっと謎な話を読みたい方におすすめします。この小説は「小説家になろう」「エブリスタ」にも投稿しています。
物語作家七夕ハル。 略歴:地獄一丁目小学校卒業。爆裂男塾中学校卒業。シーザー高校卒業。アルハンブラ大学卒業。 受賞歴:第1億2千万回虻ちゃん文学賞準入選。第1回バルタザール物語賞大賞。 初代新世界文章協会会長。 世界を哲学する。私の世界はどれほど傷つこうとも、大樹となるだろう。ユグドラシルに似ている。黄昏に全て燃え尽くされようとも、私は進み続ける。かつての物語作家のように。私の考えは、やがて闇に至る。それでも、光は天から降ってくるだろう。 twitter:tanabataharu4 ホームページ「物語作家七夕ハル 救いの物語」 URL:http://tanabataharu.net/wp/
「ビックフィッシュ」には誰も信じないであろうホラ話という意味がある。 この話を聞いた人々が私の話を「ビックフィッシュ」だと言って笑ってもかまわない。 私は、自分の身に起こった世にも恐ろしく、奇妙なあの出来事を子供たちに今から話す。 たとえ信じてくれなくとも・・・。
蟲たちは人の世界を侵す。今はまだ人は人らしい生活を行えてはいるものの、微少な蟲たちは、けれども確かに人の住む場を喰い尽くしている。 テーマは「浸食」。やがて人は住む場を失い、蟲たちにとって変わってしまう。 そんな「アイバミ」