珊瑚の海に浮かぶ島嶼群から成る藩王国・伊玖那見。闇と死を司る太母神を信仰し、呪術が支配するこの国では、世継ぎである稚神女が空位のままだった。第二王女の燦は候補のひとりだが、彼女には異父妹の香彌こそが世継ぎになるという確信があった。香彌の治世で力を尽くすことを待ち望む燦。しかし運命の波濤は、思わぬ未来へと少女を押し流していく――古代アジア風・架空王朝ファンタジー。
俺の名は諏訪将人。あの日、同じ高校でつるんでいる明音、隆太、そして運ぶのにも一苦労な大荷物と共に取り残されたのは、摩訶不思議な世界への入り口だった。 落書き漫画的なノリの、仕上がり具合のゆるい物語。
戦後の青森、繭子21歳、十和田湖での新し暮らし、弱さを絆にと戦争孤児と焼け野原で暮らす障がい者とともに暮らし始めた。現代の福祉とノーマライゼーションを考える。
古の技でスズメバチを操る女子高生美蘭。 猫を操る双子の弟、亜蘭を手下に迷子の猫探偵で小遣い稼ぎ。うわべは女子だが心は男子の勇斗とつるんで退屈な学校生活をしのぐ日々。 しかし亜蘭が猫探しのさなか、監禁された少女と出くわしてしまい、美蘭は彼女の「解放」に手を貸すことに。