ゲリラ豪雨の夜、引きこもりだったお兄ちゃんが姿を消した。土砂崩れと、拾ったレモンイエローの石、そして東京からやってきた綺麗な双子の姉と弟。花奈子の周りでは不可解な事が次々と起こり、やがて幻のような獣が現れる。
この小説は詩を読んだり書いたりするのが好きな人にまず読んで頂きたく思いますし、Rock Musicがお好きな方にもお勧めです。ストーリー自体は地味かもしれませんが、内容はかなり深いです。最初の1行から最後の1行まで100%ノスタルジーの物語です。
【完結作品】銀河英雄伝説ノイエテーゼ版がベースです。原作小説も一応読んでいますが、難解なのであまり参考にはできていません。旧作のアニメシリーズはまったく見ておりませんので、申し訳ないです。一応ラインハルトとヒルダのカップリングなのですが、他の登場人物も多く出まして、オリジナルキャラもいます。自己流の解釈で原作やアニメとはあらすじはかなり違います。同盟側の話はほとんど出ませんのでご了承ください。連作小説でどこまで書けるかわかりませんが、思い切って掲載してみます。