ひとりの少女は今日も嘘をつく。 それはいつもの日常で彼女の生き方だった。 だけど今日はそれが非日常となった。 彼女ついた嘘は彼を巻き込んで大騒ぎとなる。 それはとてもとても短い物語。 嘘つきな彼女は、どうして山へ登ったのか?
幼なじみの二人。ずっと一緒にいると思っていた二人を引き裂こうとしたのは、転校、というイベントだった――秒速5センチメートルの主題歌「One more time,one more chance」のPVから着想を得た作品です。
作家でごはん! の鍛錬場で投稿した物です。原文そのまま載せています。 能力バトル物ですが、舞台は現実世界で身近な場所です。
♦自分がまさか、年下の男性にしかも会社の人間に惹かれるとは思わなかった・・・。 ❤彼との幸せな時間を噛み締めるほど、失う怖さを想像してしまう。 ☘一体世の中の人の何人に一人が初恋を成就させるのだろう。
江田恋波(えだ こなみ)は、生物担当教師の新島涼(にいじま りょう)先生に想いを寄せていた。 恋波と涼は、家が隣の幼なじみ。 恋波が産まれた時からずっと一緒にいた。 しかし、涼は大学生になり一人暮らしを始める。 恋波は四年間、涼に逢えないでいた。 四年経って、やっと涼と再会。 しかし再会した場所は、恋波の通う高校だった──。 先生に想いを寄せる、生徒の切ない物語。
夏の夕暮れ、精三が公園わきの自販機の空き缶入れを覗くと、必ずいくつか入っているはずのアルミ缶が、今日はまったく入っていなかった。(ちくしょう、縄張り荒らしか)精三は、この公園の辺りを縄張りにしている。もちろん、誰かの許可を得たというわけでは......