森田がその競技に参加するのは、これが初めてだった。通常は野外コンサートなどに使用する会場に、すでに数十名の参加者が集まっている。やがて定刻となり、正面のステージに立った司会者が、マイクに向かってしゃべり始めた。《みなさま、お待たせしました......
あらすじ 夜の東京駅に向かう22歳の短命な若者は医師から余命宣告をされてしまい、何を思ってか無計画に列車に乗り込みます。 その列車は冬の夜空を切り裂きながら田舎に向かうのですが濃い霧にみまわれてしまい安全運行のため停車してしまいます。 そこから様々なミステリーが始まります。 消えた運転士はどこに? 車両の乗客はどうなるのか? 物凄い霧の中、歩くグループに? 霧の無い町とは? すこし違和感を感じる町民達、、? そして、様々な思いを抱えた人々が選ぶ選択肢とは? この物語を読み終わった時、読者のみな様はどう感じるのでしょうか。 感動?恐怖?不思議な話?それとも? 感想はお任せいたします。
「粥ちゃんの聖地へ行って、思い切り拝み倒したい」。さえない大学生・五位の長年の願望が、ふとしたことで叶うことに。筋骨隆々の藤原と、もやし青年の、長くて短い旅物語。
元旦那はプレアデス星出身の宇宙人。パイオニアのインディゴチルドレンである。インディゴチルドレンとは、藍色の子ども、すなわち、第三の目が開いた状態で産まれてきた子ども達のことである。この小説は完全ノンフィクション。嘘だろ?!と思うような出来事続きのドタバタハチャメチャ、時々ジーンとくるSFスペクタクルラブストーリーです!【なんのこっちゃ】
僕は本当にちっぽけな存在だ。 そう繰り返す青年がいた。 彼は自分を正しく認識しているはずだ。 彼は宇宙飛行士として、とても優秀なのだが、壮大な宇宙には、果たしてその優秀さが通用するのか。 彼は、自分を正しく認識しているはずなのだ。
なあ、超能力で悪いことをしても罪にならないって話、聞いたことあるかい?そうか、知らないか。何故なら、刑法には超能力を罰する法律なんてないから、だってさ。え、そんなことより、そもそも超能力なんてあるのかって。そりゃあ、あるさ。実際のところ......
「徳田さん、いよいよ今年、定年ですね。おめでとうございます」邦夫に声をかけてきたのは、大学の後輩にあたる庄野桜子だった。後輩といっても随分若く、まだ60歳そこそこのはずである。「ありがとう。なんとか会社が潰れる前に、定年にたどり着いたよ......
「ぼくのプリンセス、お目覚めの時間だよ」そう言って亜美を起こしに来たのは、アイドルの中越雄二だった。亜美は片目だけ開けて目覚まし時計を確認すると、不満げに口をとがらせた。「もー、今日は日曜日だよー。会社は、お休みー」中越雄二は人差し指を......