君はまだ君のことも僕のことも覚えていない。答えは天にあるのか、自分の中にあるのか。知識は翼なのか。はたまた枷なのか。いつだって答えを知らない僕らは、愛憎の中で死んでいくのかもしれない。 小説と詩の間。美と現実の間。死と永遠の間。そこに、何があるのかを求める者よ。 超芸術、超新感覚派、または駄作か。 いや、これは革命なのだろうか。
ボーイミーツガール。だけど、少女は希死念慮を抱いていた。ある日、「私を殺して」とお願いされる。そんな二人の運命は……。
園芸部の思い出から始まる駿河桔梗は、失恋と深い絶望を経て精神病院で哲学的な青年・霧島渚と出会い、激情的な「覚醒」を求めるが、渚の死をきっかけに生き残った少女が新たな使命を受け入れて生きる決意をする。
世界線"346"GARDEN その閉じられた"箱庭"で起きる小さな物語 ある晴れた日のこと。 ORANGEのFortress【アンサー】を見かけた主人公【運命】は 日常の中にある当たり前ではないけれども当たり前にしたいであろう、尊い優しさを目の当たりにする――
1982年、今から三十三年前の11月26日。 前代未聞といってよい事件を起こした天才青年 Raymond Kobayashi。 婚約者の一生を棒にふらす怪我を負わせながら、被害者方に好奇の目が注がれる事態を憂慮した警視庁が介入を見合わせたため、報道されなかったのみならず、Kobayashiは傷害の罪さえ免れた。 犯行に至るまでの異常な心理を記した、彼の遺書を見る。