DV癖のある夫を持つ20歳の若い妻、月夜(つきよ)。 気に障ることがあるとどんなに些細なことでもすぐ手を上げる夫に、月夜は疲れ果てていた。 唯一の心の拠り所は、小さい頃から今も通い続けている小さな古本屋『月光』。 顔馴染みの店長さんや店員さんと過ごす時間が、何よりも大切になっていた。 久しぶりに『月光』へ足を運ぶと、聞き覚えのない笑い声がする。 その持ち主は、暗く沈んだ月夜の心を照らす、太陽のような笑顔の人だった--。
真実の愛を探して歌舞伎町に辿り着いたんだ 私の名前はアミ。 あの頃の私は、世界一幸せで世界一不幸だった。 夜の世界にまみれた私の青い春。 ただ言える事。 あの時の私は、世界一幸せで世界一不幸だった。 最高で最低な君に恋をしたからなのかもしれない。 だけど君に出逢えてボクは幸せでした。
紅葉が見える窓を開けて外に出たら、右のほうに図書室があって、先生に呼ばれる、という夢を見たのが印象的だったので、いろいろ付け足してちょっとしたおはなしをつくった。
かつてアラジンが魔法使いから授かった指輪が海を渡って現代の日本にあったとしたら…。妖怪・猫又が通訳兼付き人として指輪の魔人と悩めるニッポン人をつなぐ。
おれ、自殺願望があるんで、またこんなの書いちったw 日本の明治の「文語体」っていいよね。 荘重で、しかもリズムが心地よい。 ぜんぶ文語調にすると重くて読めないだろ~から、現代文も混ぜといたワ。 「詩」じゃない?って思うかもだけど、おれ的にはやっぱり詩じゃないんだ。