猫が着地した世界

プロローグ

俺はその日、買い忘れた野菜を買いに、どしゃぶりの中、スーパーに、傘を右手に持ち向かっていた。
暗くなったいつもの道を通っていたら、一匹の子猫を見つけていた。子猫の体は、ひどく汚れ、足に傷があった。
俺は、その子猫が心配になり優しく抱き、野菜を諦め、すぐに家に戻り子猫を治療し、体を洗ってあげ、暖かい毛布で、猫用のベットを作ってあげた。

その日の外様子は、いつもの日より、不気味な感じがした。

次の日、朝起きたら、猫が隣座っていた。
猫の目は、キラキラと、エメラルドグリーンを輝かせていたら、白い一色のツヤツヤの毛並みを顔に擦り付けてきた。
俺は、すぐに子猫がご飯が欲しいと、わかった。
俺は、着替えて、ペットフードを買いに行こうと思ったが、外を見ると、ニュースで言っていた晴れではなく、大嵐だった。
ペットフードを買いに行ける状態じゃなかったため、買いに行くのをやめた。
仕方がないから、俺の作った手料理をあげようと思い張り切ってキッチンに向かった。
すると、猫は、急にタンスに登り、勢いよく床に、飛び込みすごい音を立て着地した。
俺は、猫に向かって、

「おい、何やっているんだ!」

と、猫の方を向いて睨みながら怒ったら、周りがどんどん暗くなっていき、俺は、そのまま気を失った。

猫が着地した世界

猫が着地した世界

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 冒険
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-11-16

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