そのゲームは『冥界解明迷宮』という。二人一組で、鍾乳洞の地下迷宮を攻略するというものだ。エスケープルートは無いらしく、生還率は30パーセントに満たない。残りの70%以上の人々は迷宮をさまよい続けており、いつしかそこで職につき、地下でしか通用しない通貨を得て、生活を始めているともいう。
白ウサギのレナードはよく森から抜け出て、『にぎわい横丁』へと出掛けます。人でいっぱいの、危険な『にぎわい横丁』へ、レナードはどうして向かっていくのでしょうか。レナードの怖いもの、レナードの欲しいもの、それは、本当はどこにあるものなのでしょう。
無人戦闘機を繰る人工知能(A.I)の空戦記。高度な自我を持つこれらの人工知能には、あらゆる種類が存在する。 彼らは闘うことによってのみ、己と、そして相手とを知っていく。 「小説家になろう」にも同内容の小説を投稿しています。 (※章ごとに独立した短編としてお読みいただけます。 内容にはある程度の関連がありますが、必ずしも連続した物語というものではありません。)
正式サービス開始から二年経過してもなお、その人気は留まる事をしらないそのゲームの名は《セカンド・ストーリー・オンライン》という。レベル差がありながらも、スキル構成次第で格上プレイヤーに勝てるという、そんなロマン溢れるゲームが話題を呼び、ゲーマーから、普段はゲームなどしない者達の興味まで搔っ攫っていった。そしてやっとの思いで手に入れた中3の少女がダイブインする時、また新たなストーリーが幕を開けようとしていた。
「なにこれぇ・・・」 ある日の午後、自他ともに認める普通の男子大学生、三刀屋金槌の家に目に見えない壁ができていた。触れるが見えず、見えないが通り抜けられない壁。そんなもののおかげで三刀屋の家はミラーハウス状態に。 そんなある日、偶然から三刀屋は『浮気調査から怪現象の調査まで』やってくれるという探偵事務所、『幽幻』を見つける。 警察様がお世話になっているというその事務所に、怪現象の調査を依頼することを三刀屋は決意するが・・・?
僕は悪くないよ。 そう言う長生きな人形は、ネガティブな感情を向ける人間が嫌いだった。 楽しく過ごした日々もあれば、そうじゃない時もある。 僕は、いつも楽しく過ごしていたいだけなんだ。 すぐ読めるショートショート。
今日は待ちに待った遠足の日!ピカピカにお空も晴れて素敵な1日になりそう。 でも、不思議な光を見つけてーー?! ちよりんのスピンオフ!ちよりん目線で書かれてるので読み辛いと思います。頑張ってください。ちよりんも頑張ってるから!
少女はまた犬の吠える声が聞こえたので更に進む。そしてオレンジの光がさらに強くなり眩しくなったので少女は目を絞りそれを見ようとしてまた葉を分けた…
花の(?)女子高校生、渡良瀬十音はある日鬼と出会う。 が、その鬼は十音以外には見えないわ、どうしようもない変態だわ、とにかく鬼らしくない。 そんな鬼のことを、十音は自分の妄想だと考えたが・・・。